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殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)
ここ最近は不安定なお天気が続いていますが、ひと雨ごとに凍てつくような寒さが和らいでいくのを感じませんか? 公園を歩いていると、ウメやジンチョウゲなどの早春の花の香りが漂ってきます。『暑さ寒さも彼岸まで』と言いますが、春分の日も近づき、日が沈むのもずいぶん長くなってきましたよね。この日を境にぐっと春めいて、サクラの花の蕾もぷっくりと大きくなります。開花ももうすぐ! 戸外では様々な春の催しが目白押しです。
殿ヶ谷戸庭園は、満鉄副総裁 江口定篠氏の別邸として設けられました。その後、岩崎彦弥太氏に買い取られ、昭和49年に東京都が買収するまで岩崎家の別邸でした。国分寺崖線の地形やそこから湧き出る湧水、武蔵野の植生を活かした庭園は、都内の他の庭園ではみられない特徴を持っています。殿ヶ谷戸庭園ガイドボランティア養成講座(全7回)では、殿ヶ谷戸庭園のガイドになるために必要な歴史・文化等の知識、ガイドの心得を学びます。
◆庭園ガイドボランティアとは?
庭園ガイドは来園者に貴重な文化財庭園の魅力を十分に知っていただくために、庭園の特徴や歴史的背景を分りやすく解説しています。
◆庭園ガイドボランティアになるには?
ガイドボランティアになるには、公益財団法人東京都公園協会が独自の制度として設けた「都立庭園ガイドライセンス」の取得が必要となります。
この資格を得るには、緑と水の市民カレッジが行う「都立庭園ガイドボランティア養成講座を終了し、ガイド資格試験に合格することが必要です。
☆日時: 2015年4月11日、4月25日、5月9日、5月23日、6月20日、7月4日、7月11日(全て土曜日) 10時~12時
☆申込締切:講座日の1週間前まで(定員になり次第締切)
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秋の七草のひとつでもある“ススキ”は、穂の動きが風の通り道に見えることから短歌などでは乱草(みだれぐさ)、袖振草(そでふりぐさ)などの名で詠まれています。茎の先に黄褐色の花穂を付け、獣の尾の形に似ていることから「尾花(おばな)」とも呼ばれます。日本各地の山野に生え、かやぶき屋根の屋根材としても昔から利用され、また、炭俵を作り、家畜の飼料にも使われて日本人の生活に大切な植物ですが、あまり知られてはいませんが、古来から農耕儀礼にも多く使われてきました。魔除を払う力があると信じられおり、豊作祈願などに稲と似ていることから穂を立てて供えられました。また、十五夜のお月見に飾る習慣もありますが、その名残とも言われています。
先日の十五夜、連休が明けて最初の月曜日! 満月。仲秋の名月なのです!
晴れている地域の方は、過ぎ去った休日をしのびつつ月見としゃれこむのもいいかもしれませんね。
とてもきれいなお月さまを眺めることができて感動しました!
十五夜と知ったのは当日。お月見の準備もせずに過ごしてしまったことに悔いが残ります・・
秋分の日が過ぎ、夜の時間がだんだん長くなっていくので、秋の夜長を存分に楽しんでみてくださいね。
岩崎家の別邸の庭として造られた、和洋折衷の回遊式林泉庭園。
国分寺崖線の段丘崖を含んだ地形に造られており、崖線からは清らかな湧水が流れています。
紅葉の季節は約200本ある真っ赤なモミジが庭園を鮮やかに彩り、一番のビュースポットである紅葉亭からの眺めは一見の価値ありです。
また、11月14日(土)~11月29日(日)まで「殿ヶ谷戸庭園で紅葉狩り」を行います。皆様のご来園をお待ちしております。
殿ヶ谷戸庭園で紅葉狩り
紅葉が鮮やかに彩る殿ヶ谷戸庭園で、深まりゆく秋をじっくりとご堪能ください。
尺八と箏の「紅葉演奏会」や職員による庭園ガイド「庭さんぽ ~ 職員とめぐる殿ヶ谷戸庭園の魅力 ~」等が開催されます。
開催期間: 2015年11月14日(土)~ 29日(日) 9:00~17:00(最終入園は 16:30)
芝生地と次郎弁天池中島で、雪吊りをご覧いただけます。降雪時には、白く雪化粧された庭園もお楽しみいただけます。しっかりと防寒対策をして、冬の武蔵野をご満喫ください。
1月から2月にかけて園内の約5本のロウバイが、黄色い可愛らしい花を咲かせます。特に券売所前のロウバイは、かぐわしい香りで皆様のご来園をお迎えしております。庭園の冬景色と合わせて、可憐な冬の花をお楽しみください。