弘前公園の夜桜 Cherry blossom Light-up in Hirosaki Park, Aomori

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sakura_1

夜桜のお花見をするなら、是非とも行って見たい厳選スポットは、弘前公園です。

 

 

弘前公園(ひろさきこうえん)

津軽地方の遅い春の訪れとともに、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜、ヤエベニシダレなど52種類、約2600本のサクラが咲き誇る弘前公園は、東北屈指の桜の名所です。

樹齢が100年を超えるソメイヨシノも多く、古木の見事な美しさが堪能できます。

一周2時間程度の園内では、西濠にある桜のトンネルをくぐったり、風に舞い散る花びらがお濠に浮かんで流れていくところも実に風情を感じさせます。

弘前公園の桜は、花木の低さと花の多さが特徴といわれますが、これは、津軽地方におけるリンゴの栽培技術が可能にしたものなのだそうです。このりんごの栽培法を参考にして始まった弘前公園のさくら管理技術は「弘前方式」と呼ばれ、古木でありながら、たくさんの花を咲かせるのが特徴です。

樹高を低く、枝が横に広がるように剪定する技術を応用して作り上げられた弘前の特徴的な桜を、ぜひとも堪能してみたいですね。

 

全国有数の桜の名所に数えられる青森県弘前市の弘前公園では、例年200万人以上が訪れる「弘前さくらまつり」が開催されます。
(Hirosaki Cherry Blossom Festival in Hirosaki Park)
(弘前公園(国指定史跡「弘前城跡」))
ゴールデンウィーク(GW)期間にかけて開催される、弘前さくらまつりの会場となる弘前公園は、ソメイヨシノを含む約50種類、2600本以上の桜が満開の花を咲かせます。

夜間ライトアップ(全園特別証明)
期間:2015年4月23日(木)〜5月6日(水・祝)[予定]
※例年、4/23~5/5の会期ですが、平成27年度も6日が祝日であることから、1日延長し、4/23~5/6まで行われることとなりました。
時間:日没〜22:00
場所:弘前市下白銀町1
※駐車場は公園周辺に多数あります。公園まで徒歩15~20分程度の岩木川河川敷(富士見橋、岩木橋)に臨時無料駐車場もあります(4/23〜5/6期間中 開放時間は18時まで)。

2015年の弘前さくらまつりは、終了後に弘前城本丸の石垣工事で天守が移動し、少なくとも数年間は天守と桜と下乗橋を合わせて見ることができなくなる前の最後の機会となり、また、同工事に伴い内壕は既に水が抜かれて埋め立てられた状態となっており、内壕の水面に映る天守と桜を見ることはできないことから、埋められた内壕のエリアも特別に立ち入り開放される計画が進行しています。今回を逃すと二度と見る機会のないチャンスとなります。また、外濠についてはこれまで通り、水面に映る桜や花筏を楽しむことができます。

弘前公園サクラ開花予想(第1回)
弘前市公園緑地課による弘前市公式の桜開花情報が発表されました。(平成27年3月23日発表)
園内(標準木)
開花予想日:4月21日(平年比:2日早い)
満開予想日:4月26日(平年比:2日早い)
外濠
開花予想日:4月20日
満開予想日:4月25日
桜のトンネル
開花予想日:4月22日
満開予想日:4月27日
次回の予想発表は3月30日(月)の予定です。
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_spring_sakura_kaika

ソメイヨシノの満開は平均3日間続き、その後3日間は花吹雪と花筏が見られます。
本丸のヤエベニシダレは4月25日開花の予想です。
桜の開花は、今後の天候・気温の推移等によって変動する場合があります。

※ソメイヨシノは外濠(東側・南側)から咲きはじめ、園内、西濠、桜のトンネルと、順々に咲いていきます。また、本丸のヤエベニシダレなど遅咲きの種類も多数あり、それぞれ見応えがありますので、長い期間を通して楽しめます。さらに、満開の桜はもちろん、花吹雪や花筏も好評。その時々で違った表情を見せてくれる弘前公園の桜を、何度でも楽しんでみたいですね。

 

津軽の街を見守り続けてきた弘前城は、江戸時代に建てられた天守が現存する東北地方を代表する城郭です。今やお城の代名詞ともいえる桜の始まりは、正徳5年(1715)津軽藩士が25本のカスミザクラなどを京都から取り寄せ、城内に植えたのが始まりと云われています。

司馬遼太郎氏をして「日本七大名城」と言わさしめた美しいお城も、幕末を経て武士の時代が終わり、明治6年の廃城令発布により廃城処分となってしまいます。

ソメイヨシノは明治の頃、荒れ果てた城内を見かねた旧弘前藩士によって植えられたのが始まりといわれ、旧藩主の津軽氏が城跡を借り受け市民公園として整備。

その後、市民からの寄付も加わって、城内いっぱいが桜で埋め尽くされるようになりました。

今や、東北北部を代表するお花見スポットとして名を馳せています。

 

弘前城の桜は非常に有名ではありますが、

花見はできれば落ち着いてという方には、弘前から八甲田山を越えた十和田市・官庁街通りの桜がおすすめです。

開拓地で、道路が碁盤の目になっている十和田市のメインストリートに、1.1kmにわたり156本の桜が並びます。

本数こそ弘前には及びませんが、一本道にずらりと並ぶ桜のアーチは圧巻です。

この官庁街通りの別名が「駒街道」です。

十和田市は馬産地としても知られ、馬肉も美味しいです。

満開の桜を愛でながら馬刺しで一杯というのも魅力的ですね。

今話題のB級ご当地グルメ「十和田バラ焼き」の馬肉バージョンもあります。

 


大きな地図で見る

 

————————————————————————————————————–
アクセス:弘前市下白銀町1

 

●電車・公共交通機関:

JR奥羽本線(五能線直通含む)/弘南(こうなん)鉄道弘南線「弘前」駅より弘南バスで約15分
(JR弘前駅から弘前公園までは約2km、徒歩約30分です)

弘南鉄道大鰐線(おおわにせん)「中央弘前」駅より徒歩約15分

 

●自動車:

東北自動車道 大鰐弘前ICから国道7号線経由
(県道260号線(旧国道7号線)、アップルロードのルートあり)

東北自動車道 黒石ICから国道102号線経由
(大鰐弘前IC〜国道7号線は混雑しますので、黒石ICもご利用ください)

※駐車場は公園周辺に多数あります。公園まで徒歩15~20分程度の岩木川河川敷(富士見橋、岩木橋)に臨時無料駐車場もあります(4/23〜5/6)。

※桜が見頃になると周辺道路は渋滞が予想されます。クルマの場合は十分に時間に余裕を持って出発ください。

 

桜の開花状況、サクラの見頃については天候次第ですので、もしおでかけの際はこちらで確認をしてみましょう。

電話:0172-33-8733
一般財団法人 弘前市みどりの協会(青森県弘前市大字下白銀町1-1)

電話:0172-35-3131
公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/

電話:0172-37-5501
弘前市立観光館

電話:0172-26-3600
弘前市観光案内所

 

1 2 3 4

関連記事

コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    花の群落地とは異なりますが、果実の花畑を訪ねてみるのも面白いかもしれません。
    弘前公園のサクラが終わる頃、リンゴの花が美しく咲き誇ります。市内にある「弘前市りんご公園」では、5月6日から17日まで「弘前りんご花まつり」が開催されます。白い花と岩木山のコントラストが絶景です。更に、りんご園を横切る通称「アップルロ-ド」も、約 16 km にわたり花を咲かせ、甘い香りを漂わせています。りんごの花は5月上旬には長野県、5月下旬に函館でも見られます。

    花は小さいですが、ミカンの花も愛らしい白い花を咲かせます。開花の時期は、太平洋沿岸で5月上旬。四国、九州、瀬戸内海地方は5月中旬で、関東北部でも5月下旬に咲き出します。

    どちらも秋には実がなりますが、もちろん農家の畑なので、そちらは距離を置いて鑑賞するだけになりそうです。
    こんな花を咲かせるんだと知るだけでも、実になって食べる時の愛着が、一層膨らむかもしれませんね。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    2015年9月3日、弘前城では天守を支える石垣を約100年ぶりに大改修するため、天守をジャッキで持ち上げて移動させる曳屋(ひきや)作業が本格的にスタート。弘前城の天守は、全国に12ある「現存天守」のうちの一つ。天守の重さは約400トンあり、1度の作業で 15~30cm 動かし、3日と4日で約22メートルの距離を移動させる計画。城のある弘前公園の桜や松への接触を避けるため、2度の方向転換を経て 10月下旬までに 計約78メートル動かすという。前回の石垣大改修は、明治時代の天守下の石垣崩落を受け、1915(大正4)年に完了した。今回は数百個の石を一つずつ取り外し、組み直すという。天守が元の位置に戻るのは2021年秋の予定。春の撮影スポットとなっている弘前城と堀に映るソメイヨシノ、赤い欄干の下乗橋の風景はそれまでお預けとなる。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    弘前城本丸展望台設置
    今しか見ることが出来ない、岩木山が背景となる弘前城の光景を絶好のアングルからご覧いただけるように、本丸展望台が設置されました。
    弘前城本丸石垣修理 ~ 100年ぶりの石垣修理 ~
    (http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=ishigaki)

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    弘前エレクトリカルファンタジー開催中!
    弘前エレクトリカルファンタジー
    (http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_winter_electricalfantasy)

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    弘前公園さくら情報
    ソメイヨシノは園内で本日満開になりました。
    西濠は西岸(左岸)で満開となり、桜のトンネルは明日満開の予想です。
    弘前市公園緑地課による弘前市公式のさくら情報です。(2016年4月23日発表)
    (http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_spring_sakura_kaika)

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

人気記事ランキング-TOP50

Twitter

  • SEOブログパーツ
ページ上部へ戻る