レーティッシュ鉄道でアルプス氷河の山岳越え(アルブラ線とベルニナ線)

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2013年7月28日放送「THE 世界遺産 World Heritage」は、「アルプスを越えた氷河鉄道 ~ レーティシュ鉄道 アルブラ線とベルニナ線(スイス / イタリア)」でした。

 

 

≪アルプスを越えた山岳鉄道 夏のスイス 氷河の絶景へ≫

北イタリアの小さな街、一見ただの路面電車のように見えますが、100年前に誕生した山岳鉄道です。

目指すはアルプス氷河の広がる絶景です。鉄の道がスイスアルプスを越えたのでした。

今回のレーティシュ鉄道(Rheatian Railway)の旅では、甦った伝説の機関車にも乗り込みます。

露天風呂でゆったり、穴場の駅前温泉を発見。夏のスイスを満喫します。

 

車窓を緑の丘が流れていきます。

山岳鉄道で駆け抜けるスイスの夏。

緑輝く高原の向こうを目指します。

4000m級の峰が連なるアルプス山脈の絶景。

モルテラッチ駅(モルターアチ駅(Morteratsch station))

 


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鉄道が峠を越えたのは100年前。

雪山への旅行熱を煽りました。

途中下車してトレッキングに向かいます。

目の前にそびえるのは巨大な氷の川、まさに駅前氷河です。(モルテラッチ氷河)

大自然が身近なものになったのです。

 

スイスアルプスを越えるレーティシュ鉄道(Ferrovia Retica:赤いボディにイタリア語表記のレーティッシュ鉄道)

ヨーロッパ一美しい鉄道橋、絶景の山岳ルート、自然と調和し、風景を壊すことなく鉄の道が切り開かれました。

そして厳しい冬のアルプスにおいて、豪雪に閉ざされる町や村、辺境の集落を結んだのです。

一年中雪を頂くヨーロッパの屋根、20世紀初めにアルプスの険しい峠を越えたのが、レーティシュ鉄道でした。

赤い車体がトレードマークです。

スイスからイタリア北部にかけて路線を広げています。

レーティシュ鉄道のうち、世界遺産に登録されているのがスイスのトゥジス(トゥージス(Thusis))からサンモリッツ(St. Moritz)の間を走るアルブラ線(Albula)と、北イタリアの麓の町ティラノ(Tirano)からサンモリッツの間を登るベルニナ線(Bernina)の2つです。

 


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拠点となる街サンモリッツでは過去2度の冬季五輪が開催されました。

≪アルブラ線≫

標高1775mのサンモリッツ駅のホームに旧式の機関車が現れました。茶色いボディに415のプレートです。

80年以上も前の機関車で、動力は電気(電車)です。(Ge6/6I型電気機関車 クロコダイル415号 1929年製)

機関士のウィルヘルム・フックさん「この機関車は『クロコダイル』といいます。見てください、この長い鼻面。ワニに似ているでしょ?だからクロコダイルという名前になったんです。」

驚異の鉄道技術がアルプスを登る!

スイスで登場した電気機関車クロコダイルは、客車を引きアルプスの峠を越えました。

今は夏のシーズンだけ観光列車として、週に一度運行されています。

レトロな車両に乗って贅沢に美しい風景を眺められます。

駅に止まると停車の合間に記念撮影する人々もいます。

ティーフェンカステル駅(Tiefencastel、標高884m)

 


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伝説となったクロコダイル、そのハッチを開けてワニの口の中を覗かせてもらいました。

ウィルヘルム・フックさん「これが電気で動くモーターです。600馬力のものを2機搭載しています。」

車両の前と後ろにモーターを付けて同時に動かすことで、山道を登る力強いパワーを獲得しました。

それでもアルプスの高地を列車が登るのは容易ではありません。

山岳地帯の急勾配を克服するために、できるだけ緩やかなルートが取られました。

渓谷を渡る橋もその試みの一つです。

アルブラ線の開通は1904年。建設には驚くべき技術がいくつも用いられました。

深い谷に架けられた全長164mのソリス橋(Solisbrücke)。

 


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1901年頃の架橋工事では切り立った断崖に木材で造った仮設の櫓を渡し、その上に石を積み上げていったのです。

メインのアーチの上に小さなアーチを組み合わせることで、強い耐久性を実現させました。

 

アルブラ線は橋が多いことで知られます。

険しい峠と深い渓谷が続く全長67kmの間に、難工事の末、144本もの橋を架けました。難所を越えて列車をスムーズに登らせるためでした。

シュミッテントベル橋(シュミッテンベルク橋)Schmitten もその一つです。

 


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中でも圧巻なのが、高さ65mの巨大な石の橋、ランドヴァッサー橋(Landwasser)です。

1902年頃の架橋工事では、実は建設には鉄骨が使用されました。

橋脚を鉄骨で繋ぎ、その上から石で覆ったのです。石造りを装ったのは、山の自然の風景に溶け込ませるためです。
このランドヴァッサー橋は今、ヨーロッパ一美しい鉄道橋といわれます。

 


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≪インドの山岳鉄道 3本レールで山登り≫

インド南部のニルギリ山麓、茶畑では茶摘みが行われています。

19世紀末、このお茶を運ぶために誕生したのがニルギリ鉄道でした。

もちろん世界遺産「インドの山岳鉄道群(Mountain Railways of India)」に登録されています。

山登りのために使われたのが、ギザギザした歯形の付いた3本目のレール(歯形レール)です。歯形レールは通常の2本のレールの真ん中に二重に敷設されています。これに車体の下に付いた歯車を噛み合わせながら進み、坂道で車輪が空回りするのを防ぐ仕組みになっています(ラック式)。

機関車は客車の前ではなく後ろ(最後部)に連結し、客車を背後から前に押すようにして山道を登りますが、スピードは出せません。

標高差2000mを5時間かけてのんびりと進みます。

 


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レーティッシュ鉄道はラック(歯車)などを使わずに普通のレールで山を越えます。

線路の幅は1m、レールの幅を狭くして小回りが利くようにしました。

ベルギュン(Bergün)の「つづら折り」に差し掛かりました。

このエリアは、狭い谷間で高度を400m上げるために、線路のほとんどがカーブです。

知らぬ間にスピーディーに急斜面を越えていきます。

秘密はループと呼ばれる螺旋状の線路で、ベルギュンのつづら折りにはループが3ヵ所に設置されています。

一般的な2本のレールのみで急勾配を克服し、スピードを落とすことなく短時間での山越えを実現したレーティッシュ鉄道の登坂技術の高さは、当時、驚異的と絶賛されました

 


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≪豪雪と戦う鋼鉄のモンスター≫

なぜアルプスの高地まで鉄道が敷設されたのでしょうか?

冬の季節、アルプスの豪雪を知らずにレーティッシュ鉄道の真の凄さは語れません。

アルプスの峰に囲まれたサンモリッツは古くからの山岳リゾートで、街がスキーなどで賑わったのは鉄道の力があったからでした。

それまで旅行客は、馬車や犬ぞりを使って峠を越えるしかありませんでした。

しかし「冬のアルプスは魔物が棲む」といわれるほど、厳しい世界です。

レーティッシュ鉄道の歴史は雪との戦いの連続でした。

(RhB 48 Rhätische Bahn:ドイツ語表記の車体が積雪の中を駆け抜けていきます。)

急斜面には雪崩避けが設けられています。

標高が高くなると降雪量が多くなり、脱線事故もしばしば発生しました。

豪雪の時には大勢の職員が駆り出され、手作業で雪かきを行いました。

そんな雪との戦いは今でも続いています。

朝一番に、除雪車(RhB 9219 Viafier retica)が出発して線路の雪を払います。

途中、雪の重みでパンタグラフが下がり立ち往生。感電を防いでから雪下ろしを行います。

始発列車が来るまで限られた時間しかありません。

世界でたった1台の巨大な回転羽根を持つ蒸気機関車、人呼んで「モンスター」が雪をかき分けて進みます。

レーティッシュ鉄道には冬のために作られた怪物がいます。ロータリー式除雪車(Xrot 9213)1910年製です。

100年前、この除雪車の登場が真冬のスムーズな運行を可能にしました。

蒸気の力で前方に付いた巨大な翼を回転し、雪を線路脇に弾き飛ばしながらぐんぐん前進していきます。

その豪快な姿からモンスターと呼ばれて愛されてきました。

こうしてアルプスの真ん中で孤立していた町や村は、冬季の移動手段を得たのでした。

レーティッシュ鉄道は山の生活に欠かせないものとなりました。

そして景観を生かしたルートは、後の山岳鉄道のモデルとなったのでした。

 

≪駅前温泉!ジャグジー付きの露天風呂でいい気持ち≫

とっておきの穴場、そこは標高999mのアルヴァノイ駅(アルヴァンオイ、Alvaneu(Alvagni))。

駅舎のすぐ近くにはアルヴァノイ温泉が湧いています。

アルブラ線沿線には古くからの湯治場がいくつもあるそうです。

アルプスの癒しの湯で、トレッキング帰りに一休み。

露天風呂は11度ほどの鉱泉を沸かしているといいます。

大自然の中、皆さんジャグジーにゆったりと浸かって気持ちよさそうです。

心も体もリフレッシュです!

 


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≪絶景!氷河鉄道の旅 標高4000mのアルプスの峰を目指して≫

レーティッシュ鉄道、もう一つの世界遺産がベルニナ線です。

北イタリアのティラノはスイスとの国境に近い街です。

標高429mのティラノ駅はアルプスへの始発駅です。

いよいよヨーロッパ屈指の絶景へ。(RhB 3514 Rhätische Bahn Graubünden(グラウビュンデン))

白銀の世界、氷河を間近に体感します。

北イタリアの田舎町を出発した直後は、街中を横切りながら、まるで路面電車のように進んでいきます。建物の壁スレスレです。まるで江ノ電(えのでん(江ノ島電鉄))みたいな雰囲気です。

そして、わずか5、6分走ると到着する次の駅、カンポコローニョ駅(カンポコローグノ(Campocologno))は、もうスイスです。国境を越えました。

最初の見せ場はブルジオのループ橋(Brusio(Brüsch))です。

アーチを潜り抜けたと思っていたら、いつの間にかぐるっと回って上部のアーチへ。大きく左回りにカーブを描きながらスマートに高度を上げていきます。

地形をそのまま生かし風景と調和する、ベルニナ線の精神が全線にわたって貫かれています。

 


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ベルニナ線は見所満載です。

標高965mのポスキアーヴォ湖(Lago di Poschiavo)を越えると、いよいよ山岳地帯へと車窓の風景は変わっていきます。

徐々に高度を上げ始めます。

目指す行く手はアルプス、氷河を頂く美しき峰です。

自然に寄り添った山岳鉄道、アルプスを越えるベルニナ線の旅のハイライトは、ベルニナ線の「いろは坂」とでもいうべき場所で、短い距離で一気に1000mも高度を上げます。

そこには10ヵ所ものヘアピンカーブが設けられて、うねらせるようにレールを敷設したのですが、実は、昔から旅人が歩いて使ってきた山道をそのままを利用したルートなのだそうです。

雪崩避けが目に付くようになったら、標高が高くなってきた証しです。

ラーゴ・ビアンコ(白い湖(Lago Bianco))は氷河が岩を削り出し、流れ込む水を白く濁らせました。

まるで絵葉書のような美しさです。

 


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ラーゴ・ビアンコ湖畔にある、オスピツィオ・ベルニナ駅(Osizio Bernina)は標高2256mです。

Altezza 2256m.s.m.
Höhe 2256M.ü.M
Altitude 7403feet a.s.

この駅がベルニナ線の最高地点です。

ラーゴ・ビアンコを過ぎると、お目当てのベルニナ・ディアヴォレッツァ駅(Bernina Diavolezza)に到着しました。

 


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標高2082mのベルニナ・ディアヴォレッツァ駅で下車して、駅前のロープウェイ(Bernina Diavolezza LBD(Engadin Mountains))に乗り換えて20分の空中遊覧を楽しみます。

通過してきたラーゴ・ビアンコが眼下、遥か下のほうに見えます。

ディアヴォレッツァ展望台に到着しました。

彼方にはアルプスの四大名峰の一つが見えるはずでしたが、生憎の天気です。

待つこと1時間、雲が晴れて、標高4049mのピッツ・ベルニナ(Piz Bernina)が姿を現しました。

真っ白な氷河を従えた美しい峰の大パノラマが、目の前に広がります。

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≪エンガディン地方、ディアヴォレッツァ展望台での「新テラス」建設工事に伴う影響≫
ベルニナ・アルプスの名峰を間近に見ることが出来る人気の絶景ポイント「ディアヴォレッツァ展望台」に、2015年春のオープンに向け新しいテラスが建設される予定です。これに伴い、今後数か月間にわたり、展望台へのアクセスに影響が出る可能性があります。2014年秋以降に旅行予定の方は、ご注意ください。

 

緑の高原から氷河の峰へ、レーティッシュ鉄道は20世紀初めに鉄道技術が成し遂げた夢のルートです。

この夏も世界中の旅人を乗せて、アルプスの高みに向かいひた走ります。

 

 

アクセス:
スイス連邦(Switzerland)
イタリア共和国(Repubblica Italiana)

レーティッシュ鉄道アルブラ線とベルニナ線の景観群Rhaetian Railway in the Albula / Bernina Landscapes

 

レーティッシュ鉄道ベルニナ線は、箱根登山鉄道と姉妹鉄道提携をしています。

1979年6月1日:箱根登山鉄道とレーティッシュ鉄道が姉妹鉄道提携の締結。箱根登山鉄道は旧ベルニナ鉄道(現在のレーティシュ鉄道)をモデルとして設計されたのだそうです。

 

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(2013年8月4日は放送休止です)

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    全国登山鉄道‰会 (パーミル会)
    今年も各社で 「‰会ヘッドマーク」 掲出車両を運行!
    箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電気鉄道、神戸電鉄の 6社による「全国登山鉄道‰会(パーミル会)」では、2015年9月1日(火)から順次、毎年恒例の「‰会ヘッドマーク」掲出車両を各社で運行します。
    急勾配を駆け上がる力強い電車を描いたヘッドマークが、各社車両の先頭を飾ります。ぜひこの機会にご乗車いただき、登山鉄道の楽しさや各社沿線の魅力をご満喫ください。

    ※実際にヘッドマークを掲出する列車は、編成が写真と異なる場合があります。

    「‰会ヘッドマーク」掲出車両および期間

    箱根登山鉄道株式会社
    サンモリッツ号2000形(2005-2006) H27. 9/2 ~10/31

    富士急行株式会社
    1000系、6000系(各1編成) H27. 9/1 ~10/31

    大井川鐵道株式会社
    クハ600型 通年

    叡山電鉄株式会社
    800系(802-852号車) H27. 9/1 ~10/31

    南海電気鉄道株式会社
    こうや花鉄道「天空」 H27. 9/4 ~10/27

    神戸電鉄株式会社
    6000系 H27. 9/1 ~10/31

    ※車両運用の都合で、掲出車両・期間が変更となる場合があります。
    ※各社でヘッドマークのデザインが多少異なります。
    ※詳細については、各社にお問い合わせください。
    ※実際にヘッドマークを掲出する列車は、編成が写真と異なる場合があります。

    全国登山鉄道‰会(パーミル会)について
    『観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している』という点で共通している 6社が、勾配を示す単位である「‰」(パーミル)になぞらえ、平成21年(2009年)9月4日に結成しました。各社沿線を紹介するパンフレットの製作や、同会ロゴマークを使用したヘッドマークを掲出した車両の運行など、各社の認知度向上や旅客誘致につながる取組みを展開しています。

    本件に関するお問合せ先
    箱根登山鉄道 鉄道部 TEL.0465-32-6823
    富士急行 交通事業部 TEL.0555-22-7106
    大井川鐵道 南アルプスアプトセンター TEL.0547-59-2137
    叡山電鉄 鉄道部営業課 TEL.075-702-8111
    南海電気鉄道 営業部 TEL.06-6644-7502
    神戸電鉄 運輸部 TEL.078-592-4451

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    苫米地英人氏が聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士を叙任

    この度、苫米地英人氏が、イタリア王家 サヴォイア家「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」より、最高位大十字騎士(ナイト・グランドクロス)の叙任、並びに「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士勲章」を授与されましたのでご報告致します。
    4世紀に起源を持つとされる ラザロ騎士団は、1060年に、キリスト教の聖地を旅する巡礼者を守ることを目的として結団された騎士団です。聖マウリツィオ騎士団はイタリア王家サヴォイア家に1434年に創設された騎士団で、キリスト教騎士団としての活動に加えて、特に医療分野での社会貢献活動を顕著に行なってきた騎士団です。第226代ローマ教皇グレゴリウス13世により、この二つの騎士団が1572年に統一され、今日では、キリスト教の慣習に基づいた慈善活動に全世界で取り組んでいます。 ガーター騎士団、マルタ騎士団と合わせて、世界三大騎士団とされています。その中で最古の騎士団です。

    米国コーチング界の元祖故ルー・タイス氏ら世界の有志たちと世界各地で進めてきた、BWF International (http://bwf.or.jp) などを通じた、世界の子どもたちの教育の高度化を目指した活動、並びに、各国の有識者と進めて参りました、世界の戦争と差別をなくす国際貢献活動などが評価され、この度の叙任となりましたことをご報告させて頂きます。
    叙任となりました、 Cavaliere di gran croce dell’Ordine dei Santi Maurizio e Lazzaro (大十字騎士、ナイト・グランドクロス)は、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団の 5つの騎士階の最高位であり、合わせて大十字騎士勲章を叙勲されました。
    叙任並びに受勲式では、イタリア王家サヴォイア家聖マウリツィオ・ラザロ騎士団加瀬英明日本代表が日本語で、聖マウリツィオ騎士団リッカルド・リッチョーニ騎士がイタリア語で執行され、駐日外交団長であるサンマリノ共和国マンリオ・カデロ駐日特命全権大使が、イタリア語でグランドクロスナイト叙任を宣言されました。

    苫米地英人氏プロフィール
    苫米地英人(とまべち・ひでと)
    1959年、東京都生まれ。認知科学者、計算機科学者、カーネギーメロン大学博士(Ph.D)、カーネギーメロン大学CyLab兼任フェロー。マサチューセッツ大学コミュニケーション学部を経て上智大学外国語学部卒業後、三菱地所に入社、財務部門在籍のままイェール大学大学院計算機科学科並びに人工知能研究所にフルブライト留学。その後、コンピュータ科学の世界最高峰として知られるカーネギーメロン大学大学院に転入。哲学科計算言語学研究所並びに計算機科学部に所属。計算言語学で博士を取得。徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、南開大学客座教授(中国)、極東連邦総合大学(ロシア)客員教授などを歴任。

    Cognitive Research Laboratories Press release English summary:

    Dr. Hideto Tomabechi, CEO of Cognitive Research Laboratories was bestowed a medal and the title of Knight Grand Cross (Cavaliere di Gran Croce) from Order of Saints Maurice and Lazarus, The House of Savoy (Ordine dei Santi Maurizio e Lazzaro, Duca di Savoia).

    Dr. Hideto Tomabechi also is an Adjunct Fellow, CyLab, Carnegie Mellon University, US, Endowed Chair Professor, Nankai University, China, and Visiting Professor, Far Eastern Federal University, Russia. He has led many government funded research projects in Artificial Intelligence, Computer and Information Science, and Social Infrastructure, and has been members of committees in science and engineering and foreign affairs including Council for Information Processing Promotion under Ministry of International Trade and Industry, and International Friendship Exchange Council (fec-ais.com). Dr. Hideto Tomabechi received his Ph.D. from Carnegie Mellon University in 1993.

    会社概要
    (1)商号: コグニティブリサーチラボ株式会社(http://www. crl.co.jp/)
    (2)代表者: 代表取締役 苫米地英人(http://www.tomabechi.jp)
    (3)本店所在地: 東京都港区

    本リリースに関するお問い合わせ
    コグニティブリサーチラボ株式会社
    Email: info@crl.co.jp

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