タスマニア島

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kamonohashi

2012年12月1日放送「世界ふしぎ発見!」は、「オーストラリア・タスマニア 驚異のロスト・アイランドの謎」(ミステリーハンター:竹内海南江さん)でした。

 

オーストラリアのタスマニア島の面積は、北海道より少し小さいくらいです。

南半球では春。テーブルケープ(Table Cape)では見頃を迎えた色鮮やかなチューリップ畑が広がっています。

 


大きな地図で見る

 

タスマニアには、
タスマニアオオザリガニ
タスマニアデビル
カモノハシ(初期に現れたほ乳類)
などがいます。

 

州都のホバートは、かつて捕鯨で栄えた町です。

石油が使われ始める前の19世紀には鯨油の産地でした。

また加工しやすい樹木が多く採れることで、木工品(木工業)でも栄えました。

 

マウントフィールド国立公園で太い根元から真っ直ぐ上に伸びるセイタカユーカリは高さ80m

コアラのご飯としてお馴染みのユーカリですが、ユーカリは自分の樹皮を落として栄養にしながら大きく成長します。

そして400年くらいで寿命を迎えて倒れ、朽ちて土壌に還るのだといいます。

 

タスマニアには、ラッセルフォールズの階段状の滝に代表されるきれいで豊富な水があります。

陽があたる北側に広がるユーカリの森に対して、日陰になる南側に広がる太古の森とがあります。

太古の森では地衣類(7種類)をはじめ、きれいな環境でないと生育しないといわれる太古の植物が生育しています。

ニュージーランド、南極、オーストラリア、パタゴニアで発見されたナンキョクブナの存在が物語るのは、6500万年前のゴンドワナ大陸の名残です。

 

カモノハシは杓文字(ししゃもじ)のような嘴(くちばし)が特徴的です。

綺麗な水に棲むといいます。

子どもを卵で生んで、母乳で育てるのだそうです。

 

【クイズ1】
カモノハシが獲物を探すときに使う体の部分とは?
→くちばし
カモノハシは水中では目を閉じて泳ぎます。
耳は未発達で泳ぐときは閉じています。
カモノハシの特徴的な形をしたくちばしにはゴムのような弾力性があり、神経が張り巡らされていて獲物が発する電気信号をキャッチできるそうです。
アンテナのような役目をしているということですね。
研究者が誤って水槽に落とした乾電池に反応したことでわかったのだといいます。
運が良ければラトローブで見られるそうです。

 

Tahune Forest AirWalk が人気の タヒューン森林保護区 では、タンニンを含むボタングラス、ティーツリーが生育しています。

タスマニアには多くの赤い川があり、その赤色の元はタンニンだといいます。

上流の湿原に生えるタンニンを含んだ植物からタンニンが水に溶け出して、川の水が赤く染まっているのです。

その赤い川が流れ込むバサースト湾は赤い海です。水の色が赤いです。

狭い水路だけで海と繋がっている入り江になっています。

取材に適した天気が良い日が少なく、3日間も待ったそうです。

海なのにその表面の水は淡水の飲める水でした。

ここではタンニンを含んだ淡水の層(軽い)が、海水(重い)の上層を覆っているのだといいます。

バサースト湾のきれいな海の中では、太古の生き物であるウミエラが棲んでいます。

海水が赤く染まっていることで、日光が遮られ暗い環境にあるため、水深数メートルのところでも水深100メートル級の深海生物がやってきます。

アオリイカ、テズルモズルなど、彼らは本来なら水深40m以上〜数千メートルの深海の無脊椎動物ですが、光が届かない場所であれば水圧が低い場所でも適応できるのだそうです。

また深海生物の中には、もともとは低水圧に棲んでいた種類もいるのだそうです。

Bathurst bay, Tasmania

 

【クイズ2】
タスマニア沖でとれる巨大な生きものとは?
→カニ
食べるのはもったいないとイギリスの水族館が買い取ったこともある。
タスマニアジャイアントクラブと呼ばれます。

 

ジョージタウン・シーフードでは重量8.3キログラムのタスマニアジャイアントクラブがいました。

生で食べると、とても甘くて美味しいそうです。

また食べる足だけを取って海に帰すと、再生能力があるため、また生えてくるのだそうです。

 

マクラーパ洞窟では氷柱(つらら)のように細く垂れ下がる鍾乳石が、白く綺麗に輝いています。

鍾乳石は100年で1センチ伸びるそうです。

途方もない時間が作り上げた自然の芸術作品です。

真っ暗な闇に青く点々と光る生きものはツチボタル。

ヒカリキノコバエの幼虫で発光してエサをおびき寄せるのだそうです。

 

ケープグリムの大気汚染研究所では鉄塔から大気を採取しています。

タスマニアの空気は、汚染度ゼロ、ゼロポーションの空気と呼ばれています。

南極方向から吹いてくる気流の影響で澄んだきれいな空気の恵みを受けているからです。

ケープグリムでは70mもある大きなビニールシートを使って雨水を集めてボトルに詰めて売る会社があるほどです。

家庭でも雨水をタンク飲料水に利用しているのだそうです。

 

フリンダース島では宝石のトパーズが採れます。

地元ではキリクランキーダイアモンドと呼ばれているそうです。

 

マライア島にある海岸の崖には、ペインテッド・クリフという木目のような縞の茶色いマーブル模様が見られます。

 

【クイズ3】
アボリジニの遺跡で発見された美味しい海産物とは?
→牡蠣
遺跡は貝塚として発見されました。

コールズベイでは牡蠣の養殖が盛んです。
綺麗な水と綺麗な空気に恵まれた素晴らしい環境の賜物です。

養殖している牡蠣は干潮時に綺麗な空気に触れさせることでより美味しくなるそうです。

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コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    姪っ子の誕生日がありプレゼントをネットで探していたところ
    私が幼少のころに憧れていた「シルバニアファミリー」が出てきました。
    今も健在でとても嬉しい限りです♪
    我が家には無かったので、お友達の家で遊ばせてもらった記憶が残っています。
    シルバニアをあげようと思ったけれど、どの動物にするか悩みます。
    個人的にはコアラファミリーが一番気になる・・。コアラにしようかな。

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