村山口登山道(むらやまぐちとざんどう):富士最古の登山ルート「村山道」

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“ソチの木”(熱海市渚町の親水公園第3工区)が結ぶソチと熱海の意外な交流

ソチの木とは2014年の冬季五輪開催地として世界的に有名になったロシアの都市・ソチ市から1973年に熱海市へ贈られたとみられているツツジの木です。しかし、なぜツツジの木が贈られたのか?その理由についてははっきりとした理由は分かっていないのだという。そもそもの交流の始まりは1960年の8〜9月にかけて超党派の熱海市議3人が「熱海に似た温泉保養・別荘地」のソチを訪問したのがきっかけだっという。以来関係は続き、日ソ親善協会の招きで来日したソチ市長が1973年5月22日、熱海市で同市長と会談を開きました。この時ソチ側は姉妹都市提携を望んだものの、社会主義国家のソ連であることなどを理由に熱海側が応じなかったとされます。市議になる前の1976年ごろソチを訪ねた経験を持つ元熱海市議会議長の笹嶋洋さん「ソチ市民に熱海の名は有名だった。黒海沿岸で暖かく、ツツジも間違いなくあった。市長が持ってきた可能性は十分ある」と推察。笹嶋さんは冬季五輪開催決定を知った3年ほど前、ツツジをPRに生かすべきと市に提案したこともあるそうです。「お宮緑地(2013年10月まで植えられていた場所)の再整備でなくならなくて良かった。日露、両市の関係を温かくする源として、存在を世界に発信してほしい」

 

2014/2/10、村山浅間神社にトイレ付き観光案内所がオープンしました。木造平屋建ての約50平方mで、富士山修験の拠点として栄えた歴史を紹介する案内所を設け、バリアフリー対応型のトイレを備えています。今後、地元住民が土日祝日を中心に運用して観光客をもてなすということで、情報発信の拠点として期待が寄せられます。富士宮市が2013年7月に着工、2014年1月末に完成。総工事費3200万円の内、国と静岡県が計2200万円余りを補助。富士宮市では来訪者の受け入れ態勢強化を目指し、2013年、市内にある世界遺産構成資産の白糸ノ滝、山宮浅間神社、人穴富士講遺跡にも同様の案内所を開設してきました。

 

外国人で初めて富士山登頂を果たした初代英国公使、ラザフォード・オールコックの著書「大君の都」の出版150周年に合わせ、岳南地域の企業、観光関係者などでつくるNP0法人「オールコック卿顕彰会」(井出昇理事長)は20140710、富士宮市の村山浅間神社観光案内所の傍に記念碑を建立する。7/10に同神社で行われる開山式に英国関係者を迎え、記念碑の除幕が行われる。オールコックの功績をあらためて顕彰し、世界遺産富士山の文化的、学術的な価値を後世に伝えたいという思いが込められた記念碑は、高さ1.9m、幅2.5m、厚さ45cmで、赤富士と青富士思わせる2種類の石材を使って、富士山を形作っている。「大君の都」に書かれた富士登山の一文が英語と日本語で表記され、石碑上部には夏山と冬山の時期に応じて“着せ替え”できる屋根を用意するという。石造文化財を手がける老舗の二の宮石材(同市)による施工。オールコックは1860年、神奈川から東海道の吉原宿(現富士市)に入り、大宮、村山の地(現富士宮市)を経て富士登山を行った。その後、「大君の都」を通じて幕末の日本の様子とともに、富士山の魅力を世界に広めた人物だ。

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コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    今年の夏は本当に暑いですよね。皆さん夏を満喫していますか?
    夏にしかできない事、食べられないものイッパイありますよね。
    私はこの夏、スイカをいっぱい食べています(^-^)v♪
    最近のスイカは昔に比べて甘くなったような気がして、私は塩をかけることが無くなりましたが、皆さんはいかがですか?
    まだまだ暑い日が続きますので、シッカリ水分補給して夏を乗りきってくださいね♪

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