錦帯橋の夜桜 Kintaikyo (Kintai Bridge) in Iwakuni, Yamaguchi

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≪鵜飼い舟の火で母子が火傷≫
2014/07/30、午後8時40分頃、山口県岩国市横山2丁目の錦川で鵜飼い舟と遊覧船が衝突した。ウ飼い舟の篝火が遊覧船に一部飛び散り、乗っていた母子2人が火傷を負った。当時の状況を調べている岩国署によると、小学2年の女児(7)が両脚などの火傷で入院。パート店員の母親(43)も右膝や左足首などに1カ月の火傷を負った。いずれも命に別条はないという。現場は国の名勝の錦帯橋近くで、岩国市観光協会によると、当日は遊覧船からウ飼いを楽しむイベントがあり、親子連れら約130人が8隻に分乗し、ウ飼いの様子を観賞していたという。

→7/31、福田良彦岩国市長が記者会見を開き、今季の「錦帯橋の鵜飼(うかい)」を中止すると発表した。錦川の鵜飼いは例年、6/1から9/10まで営業している。第三セクターの経営悪化の影響で、今季から市が運営主体になっていた(市が市観光協会に事業を委託し、6/1から実施されていた)。昨年度の遊覧船の乗客は約5250人。今季も30日までに約2600人が乗船し、8月も約2300人分の予約が入っていた。見物の遊覧船と鵜舟が衝突して母子が火傷を負った事故を受け、市と市観光協会は、9/10までの予定だった今季の鵜飼いの中止を決めたという。
岩国市観光協会によると、事故当日の30日は親子の鵜飼い体験イベントが開催され、事故に遭った遊覧船には市内の小中学生と保護者ら計28人が乗船。鵜舟には鵜匠と船頭2人が乗り、鵜匠が手縄で鵜を操っていたところ、停泊していた遊覧船に衝突したという。イベントには計約100人が参加していた。

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