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早春フェスタ Let’s enjoy お正月 (国営昭和記念公園)
Index of this Article
1. 早春フェスタ 2015
2. 富良野自然塾 東京校
3. 季節の花だより
もうすぐ節分ですね。
小さい頃、我が家ではブリキの焙烙(ほうろく)で煎った大豆をお仏壇にお供えしてから、豆まきをしていました。「鬼は外、福は内」と大きな掛け声を上げながら家の中や納屋の方にも豆をまいては、祖父母にお駄賃をもらい、年齢と同じ数の豆を数えて食べていたことを思い出します。喜んで豆まきをしていた私もいつしかいい歳になりましたが、今年も家族が健康に過ごせることを願って豆まきをしたいなーと思っています。
節分といえば「豆まき」を連想する方が多いと思いますが、最近では「恵方巻き」を食べる習慣も全国に普及してきました。恵方巻きは、節分に食べると縁起が良いとされる太巻き寿司です。1人1本、無言でその年の恵方を向いて食べることで、無病息災や商売繁盛を願います。恵方巻きの起源(ルーツ)は、大正時代の初期に遡るそうです。大阪の商人が商売繁盛を祈願するために、歳徳神のいるとされる方位である「恵方」を向いて太巻きを食べる習慣から始まったといわれています。しかし、江戸時代末期から始まったとする説もあるため、正確な由来は分かっていません。恵方巻きは関西を中心として定着していた風習ですが、近年では大手スーパーやコンビニチェーン店が節分に恵方巻きの販売を始めたことから全国的に広がりました。恵方巻きは、七福神に因み7種類の具材が巻かれています。具材の種類は特に決まっていませんが、代表的な具材は、シイタケ、きゅうり、うなぎ、桜でんぶ、漬物、ニンジン、ほうれん草などです。最近ではイクラやエビなどを巻いた海鮮恵方巻きや、7種類以上の具材を巻き込んだ恵方巻きも人気が高いです。恵方巻きの食べ方は、1人1本をその年の恵方に向かって願い事をしながら、無言で一気に食べ切ります。食べている途中でおしゃべりをしてはいけません。これは、途中でしゃべると運が逃げてしまうと考えられているためです。また、恵方巻きを切らずに丸ごと食べることには、「縁を切らない」という意味が込められています。
最近では関東の方でも恵方巻きが定着してきて、毎年食べている方も多いかと思います。かく言う私も毎年食べてます! 今ではコンビニやスーパーで手軽に買えるようになった「恵方巻き」。太巻き寿司ではなく、ロールケーキで作ったスイーツな恵方巻きまで登場しています。各店で様々な特色が出ているので“選ぶ楽しみ”もありますよね。今年の恵方は「西南西」。どんな願い事しようかな..。
早春フェスタ 2015
冬の澄んだ空気の中、園内ではさまざまな植物が可憐な花を咲かせ、一足早い春の訪れを感じさせてくれます。季節に合わせたイベントも開催されます。静かな公園で、ゆったりと自然の移ろいを感じてみたいですね。
今の時期に楽しむことができる主な植物
青いシクラメン、ソシンロウバイ、ウメ、セツブンソウ、フクジュソウ、スノードロップ、クリスマスローズなど
期間中の主なイベント
節分福まき&もちつき
節分に合わせて、豆まき大会、餅つき大会が実施されます。
【日時】2月1日(日)11:30~、13:30~
【場所】みんなの原っぱ南売店前広場
【参加費】無料(入園料別)※当日受付
こもれびの丘 自然観察会 テーマ「冬芽について」
雑木林の木々は、春に備えて芽生えの準備をしています。葉っぱも花もないこの季節ですが幹や冬芽、葉柄の痕跡(葉痕)など、樹木の違った顔が楽しめます。
【日時】1月25日(日)13:00~15:00(受付12:45~こもれびの家)※雨天中止
【定員】先着20名(小学生以下は保護者同伴)
【参加費】無料(入園料別)※当日受付
親子で間伐体験教室
植樹により人の手で育てられた「こもれびの丘」の雑木林の中で、育林に必要な間伐作業が体験できます。参加者には間伐材を使った記念品がプレゼントされます。
【日時】2月8日(日)10:30~12:30(受付10:15~こもれびの家)※雨天中止
【定員】先着20名(対象:小中学生(小学生は保護同伴))
【参加費】無料(入園料別)
【注意事項】
*長袖・長ズボンの動きやすい格好でご参加ください。
*軍手(できればゴム製のもの)をご持参ください。
*事前申込(1月31日までに電話かファックスにて事前申込)
サギソウ栽培教室
サギソウボランティア協力のもと、サギソウの育て方講習会が開催されます。実際に植え付け体験することができます。
【日程】3月7日(土)、8日(日)
【時間】各日10:30~、13:00~、14:30~
【場所】花みどり文化センター 講義室
【参加費】1,000円 ※電話(042-528-1867)にて事前予約が必要です
富良野自然塾 東京校 予約受付中
倉本 聰 プロデュース 富良野自然塾 東京校(国営昭和記念公園)は、地球環境について、倉本聰氏の脚本で学べる体験プログラムです。
季節の花だより
こんなに寒い中でも美しく咲き始めた可憐な花たち・・・、素敵です。
クリスマスローズ(Helleborus niger)
ヨーロッパ原産。クリスマスの時期に咲く「バラ(ローズ)に似た花」ということから名がつけられました。昭和記念公園のクリスマスローズは遅咲き種が多いため、見頃は2月上旬から3月の中旬までです。見られる場所は、花木園水鳥の池近く、花木園売店の園路脇です。
セツブンソウ(Shibateranthis pinnatifid a Maxim)
節分の頃に咲くことからこの名前があります。花茎の先に白い花を一輪咲かせます。花びらに見える部分は萼で5枚です。見られる場所は、こもれびの里休憩棟近く、こもれびの池です。
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アクセス:東京都立川市緑町3173(国営昭和記念公園管理センター)
◎国営昭和記念公園へのアクセス:
電車・公共交通機関の場合:
■あけぼの口
JR中央線「立川」駅(北口)から徒歩約10分
多摩都市モノレール「立川北」駅から徒歩約8分
■立川口(たちかわぐち)
JR中央線「立川」駅(北口)から徒歩約15分
多摩都市モノレール「立川北」駅から徒歩約13分
■西立川口(にしたちかわぐち)
JR青梅線「西立川」駅から徒歩約2分
■昭島口(あきしまぐち)
JR青梅線「東中神」駅から徒歩約10分
■玉川上水口(たまがわじょうすいぐち)
西武拝島線「武蔵砂川」駅から残堀川緑道経由で徒歩約25分
■砂川口(すながわぐち)
西武拝島線「武蔵砂川」駅から徒歩約20分
自動車の場合:
有料駐車場あり(立川口、西立川口、砂川口)
国営昭和記念公園(こくえいしょうわきねんこうえん(Showa Kinen Park, Showa Commemorative National Government Park))
(開園時間は9:30~ 閉園時間は17:00から19:00まで季節により変動)
電話:042-528-1751
■公園休園日:12/31、1/1、及び2月の第4月曜日とその翌日
(「花みどり文化センター」内に設置されている昭和天皇記念館の休館日は、公園休園日と毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は直後の平日)。また、特別展示・企画展示等終了後の整理期間(約1週間)も休館。)
コメント
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「♪もういくつ寝ると お正月~♪」
今年も残りわずかとなりました。
皆さま大掃除や、新年の準備は万全ですか?
2016年最初のイベント「Let’s enjoy お正月」を中心に、1月でお楽しみいただける情報をお伝えいたします。
「Let’s enjoy お正月」1月3日(土)開催
毎年恒例のお正月イベント「Let’s enjoy お正月」では、凧揚げを中心にお正月の伝統遊びをみんなで楽しみます。
日本凧の会による凧揚げデモンストレーションは必見!
連凧(2連)や大凧(5枚)の他、約30枚の凧が空高くあがります。
さぁ、みんなでお正月を楽しもう!
開催日 2016年1月3日(土)
時間 10:00~15:00
場所 みんなの原っぱ
「手作り凧を揚げよう」
簡単に凧作りがたのしめる「凧キット」で手作りの凧を作ります。
完成したら広いみんなの原っぱで凧揚げを楽しもう!
日本凧の会のみなさんが上手な凧の上げ方を教えてくれますよ。
料金 300円(入園料別)
定員 300名(当日受付・先着順)
「連凧・大凧デモンストレーション」
日本凧の会による凧揚げデモンストレーション。
迫力満点の大凧が空高くあがる姿をぜひご覧ください。
料金 無料(入園料別)
「お正月(昔)遊びを楽しむ」
こま回しやだるま落とし、メンコ、けん玉など、昔から楽しまれてきたお正月遊びを体験できます。
料金 無料(入園料別)
「オリジナル絵馬を作ろう」
自由に願い事やイラストを書いて、お持ち帰りいただきます。
2016年も良い年になりますように・・・。
料金 100円(入園料別)
「青いシクラメン セレナーディア」展示中!
花みどり文化センターでは、ただ今青いシクラメンを展示しています。
この青いシクラメン「セレナーディア」は、シクラメンでは世界初のブルー系品種です。
宝石のアメジストを彷彿とさせる非常に珍しい青紫花。
生育は旺盛で強健なため育てやすく、次々に花を咲かせてくれます。
ぜひご覧ください。
期間 2016年2月29日(月)まで
時間 9:30~16:30
場所 花みどり文化センター
料金 無料
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*** 季節の花だより ***
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1月に園内でご覧いただけるお花をご紹介します。
■ ニホンズイセン
ニホンズイセンは福井県の越前海岸や淡路島など、園内にはいくつか有名な自生地があります。
寒い冬の間に開花し、お正月のいけばななどにもよく使われる日本で古くから親しまれている花です。
花は見るだけでなく、香りも楽しむことができます。
場所 花木園、日本庭園 他
開花期 2月上旬まで
■ ソシンロウバイ
花が蝋細工のように見えることから、この名前がつけられたそうです。
黄色の2cmほどの小さな花ですが、花の少ない時期に咲くこと、また香りがとても良いことから人気があります。
花のすべてが黄色です。
場所 こもれびの池、日本庭園東園路分岐 他
開花期 2月中旬まで
昔ながらの遊びでお正月を満喫しよう!
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お正月というと、羽根つきや凧あげなどといった昔ながらの遊びを連想しますよね。
実は、これらの遊びは楽しいだけでなく、いろいろな願いが込められているんです。
まずは、女の子の代表的な正月遊び「羽根つき」。
羽根に使用されているムクロジの実は「無患子」と書き、「子どもが病を患わない」という意味があります。
このことから、羽根つきは「一年の厄をはね、子どもの無病息災を願う遊び」とされています。
女の子が生まれて初めてのお正月に羽子板を贈る風習もあるんですよ。
また、羽根を打ち損なった時に顔に墨を塗るのも、魔除けのおまじないなんだそうです。
「凧あげ」は、男の子の代表的な正月遊びの一つです。
元々は、年初めに両親が男の子の出生を祝い、健やかな成長を祈る儀礼として行われていました。
「高くあがるほど子どもが元気に成長する」と言われるほか、「願いごとを凧に乗せて天に届ける」という意味もあるそうです。
目隠しをして、顔の輪郭だけが描かれた紙に、目や鼻などのパーツを置いていく「福笑い」は、できあがった顔の滑稽さに思わず笑ってしまいますよね。
正月早々、笑いがこぼれるため、とても縁起のよい遊びとされています。
まさに「笑う門には福来る」に因んだ遊びですね!
久しぶりに集まった家族や友人と伝統的な正月遊びを楽しみながら、お互いの幸せを願い、絆を深めてみてはいかがでしょうか?