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セノーテ:神秘の透明度を誇るシアン・カアンの水中鍾乳洞(メキシコ)
【2013年7月17日放送「テレビ未来遺産 奇跡の絶景ミステリー 地球46億年!大自然の神秘はこう創られた」(TBS)】
≪絶景誕生の謎を解き明かす≫
地球が造り上げた絶景
地球と生命のバランスは長い時間で育まれ、生命は徐々に進化を遂げてきました。
そして地球そのものも刻一刻とダイナミックに姿を変えて、様々な絶景を造り上げてきたのです。
メキシコのユカタン半島にあるシアン・カアン(シアン・カーン)
この洞窟に溜まった水の中には、驚きの光景が広がっています。
それは見渡す限りの神秘的な青の世界。世界一の透明度を誇るともいわれる聖なる鍾乳洞の泉、セノーテ(Cenote)です。
およそ水中とは思えないほど美しい、この澄んだ泉では、80m先まで見渡すことができるといいます。
一体この水中鍾乳洞はどのようにして創られたのでしょうか?
大昔、海底だったこの場所にサンゴの死骸などが集まり石灰岩の地層が作られました。
やがて氷河期になると海面が低下して陸地になります。そこに降った雨によってゆっくりと石灰岩が削られて、地下に洞窟ができます。
その後、氷河期が終わって再び海面が上昇。すると洞窟の内部が水で満たされ、大地の一部(洞窟上部、天井の一部)が陥没することでセノーテが生まれました。
セノーテは、水が何万年もの歳月をかけて創り出した奇跡の絶景なのです。
アクセス:メキシコ合衆国(Mexico)
シアン・カアン(シアン・カーン)
Sian Ka’an
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