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パタゴニア Patagonia
2013年2月2日放送「世界ふしぎ発見!」(第1261回)は、「ロマンチック・パタゴニア」(ミステリーハンター:白石みき さん)でした。
パタゴニアは別名「嵐の大地」と呼ばれるほど風が強い土地です。
人口200万人が暮らしています。
秒速60mの強風も珍しくなく、樹木が強風に煽られてたわんでいる様子を表した強風注意の標識もあります。
レンズ雲も見られます。
荒々しい自然が広がるイメージの強いパタゴニアですが、ロマンチックな光景もあります。
ヘネラル・カレーラ湖(ブエノス・アイレス湖)のマーブル・カテドラル(大理石の大聖堂)には、船に乗って入ります。
大理石が織り成す美しいマーブル模様の洞窟です。
年に数回、条件が揃った時には、湖面の碧い輝きが洞窟の壁・柱・天井に反射し、岩全体が神秘的なターコイズブルーの光に染まります。
最果ての秘境
ロス・グラシアレス氷河国立公園は世界遺産に登録されています。
陸上に降った雪が厚く積み重なって圧縮された後に氷の塊となり重力によって流動するものが「氷河」です。氷河には万年雪が圧縮された「山岳氷河」と南極などを覆っている「大陸氷河」の2種類があります。2012年に日本の立山と剱岳にも氷河があることが初めてわかり話題になりましたが、ロス・グラシアレスは典型的な山岳氷河です。
アンデス山脈から流れるペリト・モレノ氷河は1日最大2m移動し、新陳代謝の高い氷河といわれます。
最後は雷鳴のような轟音を響かせながら自らの重みで崩れ落ちていきます。
氷河の水は「若返りの魔法の水」とも呼ばれているそうです。
アイゼンを履いてミニ氷河トレッキングに出かけます。
氷河トレッキングにはコースがあり、体力に合ったものを選ぶことができます。
年齢制限は18歳〜65歳で、ハードなコースは45歳までです。
アンデスの雪から生まれたペリト・モレノ氷河は、不純物がなく、透明度が高く、波長の短い青色が反射して見えます。
スミレーロと呼ばれる氷河に開いた穴(溶けた氷河の水が流れてできた水路)もブルーの輝きを放っています。
氷河バーでウイスキーのオンザロックを飲みます。
魔法の水(=氷河の水)は100パーセント、ピュアな水です。
11月15日で30歳の誕生日を迎えた白石さんに、オーストラリアからのグループがHappy Birthdayの歌を贈り、一緒に氷河の水を楽しみました。
ブエノスアイレスから3000km
氷河のすぐそばには、ナンキョクブナの原生林があります。
ピュアでクリーンな環境でしか生育しない、原始的な珍しい地衣類を育んでいます。
おじいさんのひげと呼ばれるリトマスゴケは、化学実験で使われるリトマス試験紙の色素の元になります。
インディオのパン(Pan del Indio(パン・ デ・インディオ))
【クイズ1】
パタゴニアの森で発見された菌で美味しくなった食品は?
→ラガービール
ペリト・モレノ氷河の氷でできている話題のスポットは摂氏-7度以下です。
氷のジョッキに注がれたのはビール。
ラガー酵母の祖先がパタゴニアで発見されました。
エールビールが常温で発酵するのに対して、ラガー酵母は寒さの中でも発酵できるのです。
エル・カラファテはパタゴニアの観光都市です。
街の名前は「カラファテ」という植物に由来しています。
カラファテ(Calafate: Berberis buxifolia)とはメギ科の灌木で、ブルーベリーのような紫色の実を付けます。
その昔、魔女がカラファテに変身したことで食料が出来て、そのおかげで多くの人が定住するようになったという伝説や、カラファテの実を食べると再びパタゴニアに戻ってこられる・・・という伝説も残っているそうです。
カラファテ氷河のアイスクリーム(カラファテ味)が名物です。
アルゼンチンの各地から新天地を求めて移住してくる人がいます。
不思議な名前の関係のあるホセ・マリアさん、マリア・ホセさん夫妻は、6人兄弟のお子さんを持つ大家族で、お互いに3歳の頃からの幼馴染みだったそうです。
男性たちが被る帽子は、スペインのバスク地方にルーツがあります。
ホセ・マリアさんは肉屋を営んでいて、家でも肉を焼いくのは彼の役割なのだそうです。
「ドゥルセ・デ・レチェ」はキャラメル色をしたミルクジャムで、アルゼンチンの伝統菓子であり、家庭の味がします。
「アルファフォル」は、冷まして固まった「ドゥルセ・デ・レチェ」をクッキーで挟んでチョコでコーティングして作ります。
(「「ドゥルセ・デ・レチェ」を挟んだクッキーのことを呼び、何も付けないものやココナッツをまぶしたものなど種類は他にもあるそうです。)
クエバ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos、ラス・マノス洞窟)はパタゴニア中部の牧場の中にあり、世界遺産に登録されています。
岩絵のように赤色・白色・黒色のくっきりとした輪郭で無数の手形が残っています。
9300年前〜1300年前の8000年の間に描かれたものだといわれています。
収穫や豊作を祈って描かれたという説や家族の記録であるともいわれ、岩の上に手を当てて上から染料をストロー状のもので吹き付けて描かれたそうです。
このクエバ・デ・ラス・マノス付近は、風を受けにくく、水場となるピントゥーラス川に近い、獲物となるグアナコが多い、環境条件が揃った古代からのオアシスでした。
6本指の手形は、実際に指が6本あった人のものなのか、もしかしたら複数の手を重ねて描かれたものかもしれないそうです。
【クイズ2】
アルゼンチンでクリスマスによく食べるお菓子とは?
→コンペイトウ(コンフィテ)
金平糖はヨーロッパからの移民を通してアルゼンチンに伝わった。
日本ではポルトガル人宣教師が織田信長に献上したことでも知られる。フロイスの『日本史』に織田信長が大変喜んだと書かれていた南蛮菓子です。
フィッツロイは地元の言葉では(チャルテン(煙を出す山))と呼ばれます。
人口の5倍もの家畜が飼育されています。
ガウチョは牧畜に従事するカウボーイのような仕事です。
ガウチョはパタゴニアの開拓の歴史や寛大な精神性から英雄の代名詞とされてきたそうです。
東京都23区より広いサンタテレシータ牧場では、5人のガウチョによって1万頭の羊が飼育されています。
なかでも筆頭のガウチョであるホアキン・フォステルさんはかつてはポロ競技の馬の調教で世界を回っていたそうですが、この牧場に請われてガウチョになったのだそうです。
牧場では羊の毛刈りが終わったこの時期、馬の蹄鉄の付け替えや鞍をつけて人を乗せる調教が行われていた。
初めて鞍を載せられることになった馬は、暴れて走り回ります。
投げ縄で捕まえると、頭に馬具が付けられます。
縄で捕まえられた後もしばらく暴れて言うことを聞かなかった馬が、ホアキン・フォステルさんの調教が進むにつれて次第におとなしくなっていき、人を乗せて走れるまでになりました。
その間、わずか1時間ほどの見事な調教でした。
ホアキン・フォステルさん「暴力ではなく忍耐強く教えていくことが大切なんだ」
牧羊犬はガウチョの大切な仲間、相棒です。
様々な種類の口笛の音に合わせて走り回り、羊たちの群れを移動させていくのです。
ガウチョは日本の武士ともイメージが重なります。普段は寡黙で孤独な生活をしていますが家族思いで結束も固いといわれます。
ホアキン・フォステルさんは自分の生活の全てであるパタゴニアの大自然と、人生でもある「ガウチョ」への誇りを語りました。
最高の景色は、朝日を浴びてピンク色に染まるフィッツロイの山並みでした。
【クイズ3】
神の使いの乗り物とされ星座にもなった生きものは?
→白鳥
パタゴニアは野鳥の宝庫でもあります。
クロエリハクチョウが生息しています。
北十字星、はくちょう座
神話にも星座にも登場します。
コメント
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お恥ずかしい話ですが、つい先週くらいまで “ガウチョパンツ” のことを「ガチョウパンツ」だと思っていました (^_^;)
ガウチョパンツブームが到来しなかったら、永遠に “ガチョウ” だと勘違いし続けていたに違いありません。
幸いにも、口に出して言う機会は無かったので、言い間違いによって恥をさらすことが無くて、ホッ。
これからは自信をもって言うことができます。ガウチョ!
女性の2割が「ガウチョパンツを今年購入済み」!
「ガウチョパンツについての意識調査」結果レポート
「BWRITE」× 共創コミュニティサービス「Skets」共同調査結果
デジタルマーケティングカンパニーの株式会社ADDIX(本社:東京都港区 代表取締役社長:酒井大輔)が運営する、デジタル時代の女ゴコロを探る情報サイト「BWRITE(ブライト)」は、同社運営の共創コミュニティサービス「Skets」会員女性に対して実施した「ガウチョパンツについての意識調査」の結果レポートを発表いたしました。
2015年春夏シーズンに大流行した「ガウチョパンツ」。スリムなラインが主流だったここ数年のパンツスタイルのトレンド傾向を大きく変えたとも言われています。では、実際どのくらいの女性が今年「ガウチョパンツ」を購入したのでしょうか。BWRITEでは、共創コミュニティサービス「Skets(スケッツ)」(https://www.skets.jp/)会員の20代以上の女性242名に対してアンケート調査を実施。「ガウチョパンツについての意識調査」として結果レポートを発表しました。
「BWRITE(ブライト)」
「ガウチョパンツについての意識調査」調査結果ページ http://bwrite.biz/archives/10131/
(結果詳細・全てのグラフはこちらから)
【結果の概要】
■2割の女性が「ガウチョパンツ」を今年買ったと回答
■購入時期では、5月~7月がボリュームゾーン。
■20代では春先までに購入したという回答が目立つ。
■「ガウチョパンツ」を今年知った女性は約半数。
■「ガウチョパンツを知らない」女性は12.4%。
■初めて知った情報源は「雑誌」「テレビ番組」「テレビCM」。
■今年知った人の始めた知った時期は「春先」が主流。
■トレンドとして広く受け入れられた時期は初夏以降。
【アンケート結果詳細 抜粋】
▼ガウチョパンツを「今年初めて知った」42.1%。「知らない」12.4%。
今年突然トレンドに躍り出た印象のある「ガウチョパンツ」ですが、「ガウチョパンツ」の存在そのものを今年初めて知ったという女性はどのくらいの割合なのでしょう。アンケート結果では、「今年に入る前」という回答が全回答者の45.5%を占めました。約半数の女性が「ガウチョパンツ」というアイテムの存在を以前から知っていた、ということになります。一方、今年8月の時点で「ガウチョパンツを知らない」と回答した女性も12.4%いました。ファッショントレンドへの興味度合いは、女性たちの中でも差が大きいようです。
▼「今年ガウチョパンツを買った」のは、知っている女性の26.4%!
今年8月の調査時点で、ガウチョパンツを知っていると回答した20代以上の女性の73.6%が「今年ガウチョパンツを買っていない」と回答しました。26.4%が「購入した」と答えた計算になります。これを全回答者に対する割合で見ると、23.1%。大流行した印象がある「ガウチョパンツ」ですが、実際に購入済みと答えたのは2割ほどのようです。
▼「ガウチョパンツ」ブームは、秋以降も継続の予感!
そしてこの8月にBWRITEが実施した「秋冬ファッションについての意識調査」(※調査結果レポートは2015年10月発表予定)では、「この秋に取り入れたいファッショントレンド」という設問に対して、「ガウチョパンツ」が「ロングカーディガン」に次ぐ2位にランクインしています。この結果を見ると、「ガウチョパンツ」はすでに終わってしまったブームではなさそうです。秋の本命トレンドと言われる「ワイドパンツ」とともに、秋以降も「ガウチョパンツ」の人気はまだまだ続きそうな気がする結果です。
※レポート全文と全てのグラフは、BWRITEの調査結果ページでご覧いただけます。http://bwrite.biz/archives/10131
<調査概要>
「ガウチョパンツについての意識調査についての意識調査」
【調査実施期間】
2015年8月21日(金)~ 28日(金) <8日間>
【調査対象・人数】
20代以上の「Skets」会員女性 242名(有効回答)
【調査方法】
WEBアンケート方式
【アンケート収集元】
共創コミュニティサービス「Skets」
「BWRITE」では、今後もSkets会員に対して女性の購買動向やインサイトに関する意識調査を定期的に行い、分析の結果を記事として発表してまいります。
■「BWRITE(ブライト)」とは?
「BWRITE」(http://bwrite.biz/)は、デジタル時代の女性の共感ポイントをつかむヒントをお届けしていく情報メディアとして、2015年9月、新たに生まれ変わりました。 消費にまつわる環境が急速に変化していく現代。そんな時代に生きる女性たちの購買行動や消費心理を、独自に収集・分析した情報をベースにわかりやすく読み解き、記事にしていきます。記事の企画やデータ分析は、ADDIX女性メンバーが中心となって担当。メンバーそれぞれが持つ多彩なスキルのシナジーにより、情報価値の高い記事をお届けしていきます。
■アンケート収集元「Skets(スケッツ)」とは?
「Skets」(https://www.skets.jp/)は、つながりを求める企業とアイデアやスキルを持つ生活者を直接結ぶ共創の場です。生活者からアイデアを集める「アイデア会議」のほか、ユーザーアンケートやモニター募集など、リアルな生活者の声を企業や自治体の活動に反映するための幅広い取り組みを行っています。
■運営会社 会社概要
会社名: 株式会社ADDIX
代表者: 代表取締役 酒井大輔
所在地: 東京都港区北青山3-6-23 青山ダイハンビル10階
事業内容: デジタルマーケティング事業
公式ホームページ http://www.addix.co.jp/
◇女性を知る。探る。活かす。
デジタル時代の女ゴコロを探る情報サイト「BWRITE」http://bwrite.biz/
◇生活者からのアイデアやスキルがいかせる共創の場
「Skets(スケッツ)」https://www.skets.jp/
本件に関するお問い合わせ
【BWRITE・アンケートについてのお問合せ】
株式会社ADDIX
BWRITE編集部 松本桂子氏
MAIL: bwrite@addix.co.jp
【Sketsについてのお問合せ】
株式会社ADDIX
ビジネスプラットフォーム事業部 プロデューサー 田中辰也氏
MAIL: support@skets.jp
世界中で大ブレイク「ジョガーパンツ」の着こなしテク解剖!
お洒落メンズセレブもこぞって愛用する ジョガーパンツ。動きやすい上に、お洒落に決まると世界中でも大ヒット! カラーや素材別で着こなしの幅が広がる「ジョガーパンツ」の着回し・着こなしを徹底解剖しちゃいます!
(https://stylehaus.jp/articles/1786/)
今年は閏年(うるうどし)ですね。
閏日である29日が誕生日という知人がおります。
「閏年以外の年はいつ誕生祝いをするの?」と質問したところ、2月28日!とのこと。
閏日のお誕生日のみなさん、今年は29日が楽しみですね♪
今年はうるう年なので2月29日があります!
実際には何でもない日ではあるのですが、ちょっと得をした気になりますね。