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花菖蒲と遊ぶ 2014【清澄庭園】
岩崎彌太郎ゆかりの庭園として知られる清澄庭園では、6月中旬に約350株のハナショウブが見頃を迎えます。緑深まる初夏の庭園に、青、紫、ピンク、白の色とりどりの花が咲き乱れる様子は、さながら一服の清涼剤のようです。水辺に凛と咲くハナショウブの花を愛でながら、下町の名園でのひとときを楽しみたいですね。
「花菖蒲と遊ぶ」
開催期間： 2014年6月14日（土）～22日（日）
開催時間： 9時～17時（最終入園は16時30分）
自由広場にある菖蒲田には、6月の中旬に350株の花菖蒲が咲きそろいます。紫の濃淡、白い花の色は、梅雨空の中、爽やかな風が吹き抜けるようです。花菖蒲が美しい開花期間には「花菖蒲と遊ぶ」と題して、さまざまなイベントが開催されます。6月14日(土)、21日(土)の10時～・13時～(各回30分)では、植物研究家 上田良就氏による花菖蒲特別ガイドが行われます。花の色や形の違いで5千もの種類があるといわれるアヤメ科の見分け方や花菖蒲の鑑賞方法を教えていただけます(無料、自由参加、入園料別途)。期間中毎日、花菖蒲の系統などの写真パネルが庭園入口の渡り廊下に展示され、俳句の募集が行われます。近くに住んでいた芭蕉の面影を偲びながら、一句ひねって投稿されてみてはいかがでしょうか？また、土曜日、日曜日の11時～・14時～(各回1時間程度)、清澄庭園ガイドボランティアによる庭園ガイドも行われます。大正記念館では、6月16日(月)～20日(金)の10時から16時半まで（ラストオーダーは16時）、お休み処が開設されます。庭園風景を眺めながら、ぜんざいやケーキセット(有料)などを楽しむことができます。是非、この機会に清澄庭園に足を運んでみたいです！
●花菖蒲特別ガイド「花菖蒲の楽しみ方」 ※荒天中止
日時：6月14日（土）・21日（土）10時、13時 ※各回約30分
集合：自由広場 花菖蒲田前
内容：花の色や形の違いで5千もの種類があると言われるアヤメ科の見分け方や、ハナショウブの観賞方法を教えて貰えます。
講師：上田良就(うえだよしなり)氏 [植物研究家]
参加費：無料（入園料別途）
●写真パネル展示
日時：期間中毎日
場所：庭園入口渡り廊下
内容：ハナショウブの系統、品種の写真が展示されます。
●俳句の募集
日時：期間中毎日
場所：庭園入口渡り廊下
内容：ハナショウブの咲く自由広場に設置されている松尾芭蕉の句碑「古池や かはづ飛び込む 水の音」にちなんで、俳句の投稿が受け付けられます。短冊に俳句と名前（俳号も可）を書き、「投句箱」へ投函します。投稿された作品は順次展示される予定とのこと。※短冊は券売所脇に用意されます。
●庭園ガイド ※雨天時中止の場合あり
日時：6月14日（土）・15日（日）・21日（土）・22日（日）11時、14時 ※各回約1時間
集合：券売所前
内容：庭園ガイドボランティアの案内で園内散策を楽しむことができます。
参加費：無料（入園料別途）
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＞＞＞ 清澄庭園へのアクセスはこちら
清澄庭園サービスセンター
電話：03-3641-5892
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6月3日には、四国、中国、近畿地方が梅雨入りしたとみられると、各気象台が発表しました。これで、沖縄から西日本にかけての各地で梅雨入りしたことになります。さらに東海・関東甲信は平年は、6月8日ごろですが、早まるかもしれません。そんな中で、例年よりも早く咲き始めたのがハナショウブ。都内の名所では見頃になったスポットもあり、関東から西では見頃の場所が増えています。
週末はハナショウブを見に出かけませんか？
現在、見られるハナショウブは、昔から日本の原野に自生するノハナショウブから改良されたものです。江戸時代から多くの人に愛され、幕末には 200種にのぼる品種が登場しました。また天保時代には現在の葛飾区の堀切に菖蒲園が誕生。当時の名所として『江戸名所図絵』にも載っており、堀切のハナショウブは日本一とも言われました。その後、各地で改良すすみ、変化に富んだ花形が生み出され、各地域で江戸系、肥後系、伊勢系の 3つが主流になっています。咲き方や花色に変化が多く主要品種を数えても 130種もあるほど。よくアヤメ園といってても咲いているのはハナショウブのこともあります。また、5月の節句の時に使われるショウブは、サトイモ科の葉ショウブで、ハナショウブはアヤメ科なので、実は種類が異なります。