2013年8月24日放送「世界ふしぎ発見！」（第1285回）は、「東京ディズニーリゾート誕生秘話　日本＆アメリカ　夢の王国クロニクル」（ミステリーハンター：SKE48 松井玲奈さん ※初挑戦）でした。

 

 

2013年、夢と魔法の王国が開園30周年を迎えました。（Tokyo Disneyland 30th Anniversary）

アイドルグループSKE48 チームEのリーダーとして活躍中の松井玲奈さん。これまでに東京ディズニーランドを訪れた回数は40回以上とのこと。全てのキャラクターを知り尽くすディズニーフリーク。

さらなる進化を遂げるディズニーの魅力に迫るため、今回ミステリーハンター初挑戦の松井さん「今、先頭を歩いているゾウさんは、プーさんに出てくる『ズオウとヒイタチ』のズオウというキャラクター。今回がパレードに初めて出るんです。」

スター・ツアーズ　ザ・アドベンチャーズ・コンティニューは、宇宙ステーションという設定。3D映像で「STAR WARS」の世界を訪れ、映画に登場するキャラクターたちと一緒に大迫力で予測不能な宇宙旅行を体験するアトラクションです。2013年3D仕様となってリニューアルしました。宇宙旅行をする最中、敵である帝国軍との攻防に巻き込まれるストーリー。そのシナリオは50通り以上もあるといい、何度でも楽しむことができます。（Lucasfilm Ltd.&TM）

Toon Townでミッキーマウスと記念撮影。MICKEY MOUSEとハグ＆キッス。松井さん「チューされちゃった！どうしよう。お嫁に行けない（笑）」

東京ディズニーリゾートのこれまでの総来園者数は5億7000万人以上にもなりました。しかし、30年前、アメリカ生まれのテーマパークが初めて日本に上陸した当時には、文化や気候の違いから今では想像できないような様々な軋轢があったのでした。それを乗り越えて夢の王国が進化を続ける秘密とは何なのでしょうか？30年前を知る証言者たちが今明かす驚きの開園秘話。今回、特別に東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの加賀見会長に独占インタビュー。

夢の王国を支えてきたのが最強のサービス集団といわれるキャストたちです。魔法のコツ（Tips on Magic）と呼ばれる新人研修を体験。

そして成田国際空港から米国フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート（Walt Disney World Resort）へ。今年はウォルト・ディズニー・カンパニー創立90周年のお祝いの年でもあります。新たに生まれ変わったニュー・ファンタジーランド（New Fantasyland、マジックキングダム・パーク内）を日本のテレビ初取材。進化するディズニーの最新情報に迫ります。

世界中の人々を虜にする夢と魔法の王国の秘密を解き明かします。

 

吉木りさ さん「通算40回以上、行ってます。千葉に住んでいたのでディズニーリゾートにはいつも自転車で行っていました。」

豊田エリーさん「小さい頃から数えると、たぶん100回以上行っています。最初の仕事がディズニーランドでの撮影だったので、勝手に縁を感じています。大好きです。」

草野仁さんのブログ「日々是精仁（ひびこれしょうじん）」には、ミッキーマウスとの記念写真がアップされています。その草野さんの手元ではしっかりと小さく「ふしぎ発見ポーズ」をキメています。

豊田さん「30周年のイベントで偶然、草野さんと遭遇したんです。すぐ近くで食事をしていたんです。その時はミッキーマウスに会った時みたいに舞い上がってしまった。」

 

≪開園30周年を迎えた東京ディズニーランド　人気の秘密とは？≫

30周年記念パレード　ハピネス・イズ・ヒアが4月から始まりました。GOOFY（グーフィー）がやってきました。みんな30周年の衣装を着てキラキラしています。ディズニーキャラクターたちが集い、色鮮やかな美しさが表現され、様々なHappinessが溢れています。ミッキーマウスとミニーマウスが松井さんに気付いて手を振ってくれました。松井さん「幸せでどうにかなっちゃいそうです。どうしよう。」

東京ディズニーランドは日本初のテーマパークとしてアメリカから導入されました。乗り物を集めた遊園地と違って、テーマパークとは特定のテーマで全体が演出された施設のことです。東京ディズニーランドがこれほどまで人々から愛される理由は何なのでしょう？

その手掛かりを求めて、JUNGLE CRUISE（ジャングルクルーズ）へ。驚きでいっぱいの熱帯ジャングルをボートで探検していく大人気アトラクション。様々なハプニングに遭遇。スリリングです。魅力はなんといっても船長さん（ジャングルクルーズキャストの田中智之さん）です。愉快な船長さんがクルーズを一層盛り上げてくれました。

東京ディズニーリゾートで働くスタッフ（従業員）はキャスト、来園者はゲストと呼ばれます。キャスト（cast）は役者を表します。これは「パークは巨大なステージであり、従業員はそのステージ上でそれぞれの役割を演じるキャストである。」というディズニーランド創立者のウォルト・ディズニー氏（1901-1966年）の考えから始まりました。現在東京ディズニーリゾートのキャスト数は2万人以上。最強のサービス集団といわれています。その秘密はどこにあるのでしょうか？

キャストになるために必ず受けるトレーニングに、松井さんが特別参加。（東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランド本社（千葉県浦安市舞浜））SKE48に入る前は東京ディズニーランドのキャストに憧れていたという松井さんが参加したトレーニングの名前は「魔法のコツ（Tips on Magic）」です。魔法のコツで最も重視されているのが4つの行動基準SCSE（Safety：安全、Courtesy：礼儀正しさ、Show：ショー、Efficiency：効率）です。中でも東京ディズニーリゾートならではの項目である「Show：ショー」はテーマパークのショーの一員として自らを演出し「毎日が初演」の気持ちでゲストを迎える、というもの。キャストたちの最大の目標は、SCSEを徹底し、ゲストにHappinessを届けることです。研修ではこの4つのコツを実習を交えて体得していきます。

ユニバーシティリーダーの小林大祐さん「ゲストに次のショーをより楽しく体験して頂くために『いってらっしゃい』という挨拶でお見送りすることができたら素晴らしいと思いませんか？」ディズニーが常に最高のサービスを提供し続けられる秘密は、この魔法のコツを徹底することにあるのでした。

松井さん「一番大事にしているSCSEのどれを聞いても納得しました。東京ディズニーリゾートに遊びに来て楽しいって感じるのは、そのSCSEが守られ、かつ実行されているからなんだと思いました。」

キャストの創意工夫によってゲストに大人気のサービスが生まれました。パーク内の清掃、ゲストの案内を担うキャスト、カストーディアルがゲストに楽しんでもらおうと雨上がりの時に考えたパフォーマンスが、ホウキを使って地面にイラストを描くパフォーマンスでした。わずか1分半ほどでドナルドダックのイラストを描いてくれたカストーディアルキャストの中村志乃さん「私は今年に入ってから練習しました。紙に描けるようになればだいたい地面にも描けるようになります。」アトラクションだけでなく、キャストも常に成長し続ける夢の王国です。

30年前の開園当初は日本初のテーマパークということで試行錯誤が続いたといいます。

 

夢の王国ならではの工夫からクエスチョンです。

東京ディズニーランドはテーマの違うエリアから成っています。中でもウエスタンランドと隣のアドベンチャーランドではそれぞれのエリアで流れる音楽が混ざり合わないようにその境目にあるものがさり気なく置かれているそうです。

 

【Question 1】
音楽が混ざらないようエリアの境目に配置されているものとは？
→滝

ウエスタンランドではカントリー調のミュージック、隣のアドベンチャーランドでは南国を感じるリズムが流れています。二つのエリアの境目に向かうと水の音が聞こえてきました。滝の音によってエリア同士の音楽が混ざらないため、違和感なく移動することができるのです。

パーク内の建物に設置された通気口や樽がスピーカーになっていたり、木の扉風のデザインをした飲料の自動販売機など、テーマパークの世界に自然に溶け込めるような工夫があちこちに施されています。

 

 

≪今明かされる東京ディズニーリゾート開園秘話≫

東京ディズニーランドが30年前、東京ディズニーシーが12年前に開園しました。

アメリカ生まれのテーマパークが日本に上陸した時、一体何が起こったのでしょうか？

米国を飛び出して世界で初めて造られた Tokyo Disneyland の成功の影には、様々な困難を乗り越えた知られざる歴史がありました。それを物語るのがパーク内でも絶大な人気を誇るスプラッシュ・マウンテンです。スプラッシュ・マウンテンは主人公のウサギどんが笑いの国を目指す旅を丸太のボートで追体験していくアトラクションです。クライマックスは高さおよそ16mの急流下りです。スプラッシュ・マウンテンがアメリカから導入された1992年、日本人に合わせて大きな改良が加えられたそうです。運営管理部長の宮田尚さん「アメリカ（フロリダ）は温暖な気候なので、大量の水飛沫が降り掛かるような設計になっていますが、日本では水飛沫を抑えるようにボートの形状を変更しました。」

気候の違いによって改良を重ねた東京ディズニーランドですが、文化の違いによる戸惑いもあったそうです。

1981年、東京ディズニーランド建設工事が開始されました。パークの世界観と現実とを分けるために最適な場所として選ばれたのが広大な埋め立て地のある浦安でした。

オリエンタルランド当時社長の高橋政和さん「1983年4月15日、ここに東京ディズニーランドの開園を宣します。」

当時、世間では週休2日制が導入されはじめ、人々が余暇を求めるようになった時代でした。東京ディズニーランド開園のニュースは日本中で大きな注目を集めました。その一方で当時の日本人はアメリカからやってきたテーマパークに戸惑いを隠せなかったといいます。オリエンタルランドの田丸泰取締役は当時、アメリカのディズニーで1年間の研修を経てキャストの教育係としてアトラクション部門の運営に関わっていたといいます。田丸さん「それまでの日本の遊園地って、中でお弁当を食べるのとかそういうのは普通だったんですが、やはりテーマとショーを大事にするということで、園内でお弁当を広げるのをご遠慮願ったのです。抵抗感はありました。」そのために用意されたのが入口の外側、出口左側にあるスペースでした。田丸さん「せっかく持ってきたお弁当を捨ててくださいという訳にもいかないので『ピクニックエリア』を造り、そこで持ってきたお弁当を召し上がって頂けるようにしました。」この時に再入園出口（再入園にはチケットとハンドスタンプが必要です。ハンドスタンプはこちらで押しております。）でパークを出入りするゲストに使用したのが再入園用のスタンプでした。これも当時のレジャー施設にはない画期的な試みでした。

日本とアメリカの文化の違いが戸惑いを生んだ開園当初は、ゲストもテーマパークの楽しみ方に慣れていなかったそうです。キャスト歴30年の牧島知子さん（トイ・ストーリー・マニア！キャスト）「ゲストの方々が今よりもうちょっとシャイな気がしました。お写真撮りましょうか？と声を掛けてもほとんどの方に断られてしまったり、パレードも今ですと皆さん長い時間待っていてくださる方が多いですが、その頃はパレードが始まって出てきてから通りすがりに眺めている感じでした。」松井さん「え、私なんかパレードには1時間前とかから並ぶのに・・・衝撃的です！」牧島さん「全然そういう様子はなかったんです。いつからそうなったんでしょうね。」

30年前の1983年、東京ディズニーランドを訪れたゲストはその魔法に驚きの連続だったといいます。開園当時、夢と魔法の王国を訪れ、ディズニーマジックにかけられたとある女子高生の体験記。ポップコーンを落としてしまっても、どこからともなくホウキを持った女性が現れ、あっという間に綺麗に片付けてくれました。去り際に彼女は「夢のかけらを集めているんです」と魔法の言葉を残していきました。パークは現実をシャットアウトするため、高い木々に囲まれています。トイレの洗面台にはあるはずの鏡がない。これも夢から覚めないように仕掛けられた魔法のテクニックです。知らず知らずのうちにかけられた魔法によって、訪れた人々は夢と魔法の王国の虜になっていきました。

開園初年度の来園者数は約993万人、翌年以降はバブル景気も後押しし、1000万人を超え続けました。1988年には京葉線の舞浜駅が開通してアクセスが拡大しました。新アトラクションが次々に誕生し、開園からわずか5年目で総来園者数は5000万人を突破し、国内最大級の集客力を誇るテーマパークとして不動の地位を確立したこの年、次のステージへ向けた新たなる挑戦が始まりました。それは第2のテーマパーク建設の構想でした。

七つの海をテーマにした東京ディズニーシー（Tokyo Disneysea）は、日本オリジナルのテーマパークです。世界のディズニーの中でもここでしか味わえないアトラクションがあります。その一つがシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ（SINDBAD’S Storybook Voyage）で、船乗りシンドバッドと一緒に未知なる海の冒険へと船で旅立つアトラクションです。アラビアのおとぎ話船乗りシンドバッドを元にしていて、シンドバッドの相棒チャンドウも登場。原作にはないオリジナルストーリーを船に乗って楽しむことができます。

2001年に開園を迎えた東京ディズニーシーですが、その実現に至るまで、アメリカのディズニー社と協議に費やした歳月は約13年でした。当初はまるで違った計画だったそうです。今回特別にその一部始終を知るオリエンタルランドの加賀見俊夫会長に貴重なお話を伺いました。加賀見会長は当時常務取締役としてアメリカのディズニー社と第一線で交渉を続けていました。

加賀見会長「最初ディズニー社からは第2パークとして『MGMスタジオ※』テーマパークというコンセプトで提案がありましたが、映画やハリウッドに対して日本人はアメリカ人ほど興味を持っていないから長期的なビジネスができないのではないかと。」

※フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」は映画をモチーフにしたテーマパークで当時MGMスタジオという名称で華やかなオープンを飾ったばかりでした。2008年に現在の名称に変更されました。

4年に及ぶ議論の末、第2テーマパークの計画は白紙に戻されました。その後も様々なプランをアメリカのディズニー社と協議する中で、新たな構想が生まれました。

加賀見会長「日本人は海をみんな知っている。島国だから小さい頃から海になじんでいます。この舞浜は昔、東京湾の海だったわけで、そんなことからこの場所を海に戻そうということで、海というコンセプトになってようやく辿り着いたのが、今の東京ディズニーシーなんです。」松井さん「海の上にもう一度新しく海を造ってしまったわけですね」加賀見会長「仰るとおりですね」

こうして日米合意の下で東京ディズニーシー構想が進められていきました。その過程では日米の文化の違いが立ちはだかりました。中でもパークのシンボル（symbol）をめぐって最大の議論となりました。

加賀見会長「ディズニー社のクリエイターとうちのオリエンタルランドのクリエイターがその辺でずいぶんぶつかりました。最初、アメリカのディズニー側は東京ディズニーシーのシンボルとして灯台を提案してきました。アメリカ人は海へ冒険に行き、帰ってくる港など灯台には華やかで明るいイメージを持っています。でも日本は違うんですよね。ここに遊びに来てるのになんとなく寂しくなってしまうんじゃないかということになりました。それで、最後にはディズニー社のクリエイターが納得しないので、灯台が建っている寂しい岬の先端へ（アメリカのクリエイターを）連れて行ったんです。『これが日本の灯台だよ』と見せたところ、『うん、そうか』と灯台案を変えてくれたんです。」

こうして、水の惑星地球を表す日本側の案が採用され、東京ディズニーシーのシンボルは入り口にあるアクアスフィア（地球儀）になりました。一方アメリカの壮大なスケールで設計された乗り物「S.S.コロンビア号」には大きな秘密があります。東京湾の海上に浮かんでいるように見える客船ですが、実際はパーク内の敷地の上に建てられています。外の景色を見せてはいけないという東京ディズニーランドの大原則を覆して、海という背景を逆手にとって東京ディズニーシーのコンセプトにマッチさせたものなのでした。

加賀見会長「アメリカ人のクリエイターの良いところと日本人のクリエイターの良いところ、その合作が東京ディズニーシーなんです。」

そして2001年9月に、世界に一つしかない東京ディズニーシーが開園しました。毎年来園者数は増加し、2012年は2パーク合計で年間総来園者数が2750万人を突破（過去最高記録）、さらなる発展を遂げています。

ロバート・キャンベルさん「日本とアメリカの文化の違いというのは感じますね。東京ディズニーシーというのは、やはり日本じゃなかったらできないと思うんです。あれはファンタジーというよりも、実際に世界中の海辺の景色を上手に配置していて、すごくリアルなんですね。それはちょっとアメリカにはない感覚です。アメリカだと、もっと『（現実には）無い景色』というか、あり得ない景色、マジカルな方に向かっていく。そういう（東京ディズニーシーの）シックなところは大人もすごく楽しめるポイントだと思います。」

 

東京ディズニーランドにはアメリカのディズニーにはないあるイベントがあります。そのイベントのルーツは中国ですが日本のお祭りとして今では誰もが知っています。ミッキーマウスやミニーマウスもそのお祭りに因んだ衣装を着ています。

 

【Question 2】
東京ディズニーランドならではの中国発祥のお祭りとは？
→七夕

奈良時代に中国から伝わり、夏に行われるとお祭りといえば、たなばたですね。

彦星ミッキーと織姫ミニーによる七夕グリーティングは、東京ディズニーランドオリジナルのパレードです。

期間中はワールドバザールには七夕用のデコレーションが飾られ、ゲストが願い事を書くことができます。

 

 

進化しているのは日本だけではない！

2012年12月、フロリダの本場ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに名作映画の世界が誕生して注目を集めています。

 

大きな地図で見る

 

フロリダのオーランド国際空港に到着した松井さん「日本より気温も高く、湿度もあって上着が暑いくらいです。」（午後8時、気温30度）空港からクルマで移動すること30分。ウォルト・ディズニー・ワールドのゲート（Where Dreams Come True）が見えてきました。無事に通過。リゾートのエリアに入りました。

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは山手線の内側の面積の約2倍に相当する広大な面積を持ち、その敷地内には、4つのテーマパーク、2つのウォーターパーク、6つのゴルフコース、20以上の直営リゾートホテル、ゴルフ場やキャンプ場などを有しており、1週間でも遊びつくせない、世界最大級のアミューズメント・エンタテインメント・リゾート王国です。2013年はウォルト・ディズニー・カンパニー創立90周年で世界中のディズニーファンが集まって交流するファンのためのスペシャルイベントも行われる特別な年です。（D23 Expoは2009年から行われている世界中のディズニーファンのためのスペシャルイベントで、日本初のファン向けイベント「D23 Expo Japan」は2013年10月に東京ディズニーリゾートで開催が決定しています。）

シンデレラ城が聳え、ディズニーを象徴するテーマパーク『マジックキングダム・パーク (Magic Kingdom Park)』、未来と世界の文化を体験！ 驚きの不思議ワールド、未来の生活と世界旅行がテーマの『エプコット (Epcot)』、大自然で繰り広げられる動物たちと愉快な冒険ができる、世界の動物や恐竜、秘境がテーマの『ディズニー・アニマル・キングダム (Disney’s Animal Kingdom)』、映画やショービジネスの世界がテーマの『ディズニー・ハリウッド・スタジオ (Disney’s Hollywood Studios)』の4大テーマパークだけではなく、『ディズニー・タイフーン・ラグーン (Disney’s Typhoon Lagoon Water Park)』、『ディズニー ブリザード・ビーチ (Disney’s Blizzard Beach Water Park)』の2つのディズニーのウォーターパークにも、魅力がいっぱい。様々な仕掛けの水のアトラクションや、 世界最速97キロの超絶叫スライダーが楽しめます。

世界中で日々新しいチャレンジを続けているディズニー、今回日本のテレビ初取材で訪れたのはウォルト・ディズニー・ワールドの4つのテーマパークのうちの一つ、東京ディズニーランドのモデルとなったマジックキングダム・パーク（Magic Kingdom Park）です。大勢の人々で賑わっています。奥にはパークのシンボルであるシンデレラ城がそびえています。
シンデレラ城内に造られた『シンデレラ・キャッスル・スイート (Cinderella Castle Suite)』は、プライベートロビーに面したリビングルームやベッドルーム、バスルームなどからなるスイートルーム。招待者のみが宿泊することができるといわれている特別なお部屋です。まさに、「忘れられない夏」となるような特別な体験になると思います。

他にも、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを知りつくしたVIPガイドが、日本語にて「ディズニー・マジックキングダム」の厳選アトラクションにファストパスより更に優先入場でご案内するVIPツアー（別途お1人様$200）もあり、ディズニープリンセスとの写真撮影ができる『プリンセス・フェアリーテール・ホール (Princess Fairytale Hall)』や、ここだけの限定アトラクション『七人のこびとのマイントレイン (Seven Dwarfs Mine Train)』にファストパスも不要でアトラクションにスムーズに入場できます。人気のパレードも混雑を気にすることなく特別鑑賞席から楽しめます。「美女と野獣」の城内が再現された本場アメリカでも人気の豪華ダイニングルーム「ビー・アワ・ゲスト・レストラン (Be Our Guest Restaurant)」での食事も楽しみ(食事代金別途)。「アナとエルサに会える！ スペシャル・キャラクター・ブレックファスト (Anna & Elsa Character Breakfast (a special Character Breakfast! Princesses Anna & Elsa will be our hosts from 8:30am-9:45.))」に参加できる企画もあり、映画の中の世界感にうっとりしてしまうこと間違いなし！

2012年12月には、マジックキングダム・パーク内にある『ニュー・ファンタジーランド (New Fantasyland)』が、リニューアルオープンしました。岩山の向こうに「美女と野獣」のお城が見えてきました。ディズニーアニメーション「美女と野獣」は、魔女に魔法をかけられ野獣に姿を変えた王子が村の娘ベルと恋に落ち真実の愛を見つける物語です。（「D23 Expo Japan 開催記念　ディズニー ブルーレイ・スペシャルBOX」2013年9月18日発売※2013年年末までの限定出荷　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）松井さん「芯があって自分の想いを貫くベルは私の理想の女性像です。」

松井さん「扉を開ける前から映画の中に入ったみたいです。ビーストとベルのモザイクタイルの絵があります。すごく綺麗。」

このお城は「ビー・アワ・ゲスト・レストラン（Be Our Guest Restaurant）」といい、映画に登場する城の豪華絢爛なダイニングルームを再現したレストランです。部屋の細部までが精巧に作り上げられ、「美女と野獣」の世界に浸りながら食事を楽しむことができます。

野獣のお城だけでなく、ニュー・ファンタジーランドにはベルが住む村も再現されています。

ガストンの噴水（Tribute to Gaston）にはガストンと手下のル・フウの精巧な銅像が建っています。ガストンは野獣の恋敵で力持ちの色男です。ヒロインのベルに惚れ込むのは分かるけど自惚れ屋が玉にきずです。そこへ本物のガストンが登場「（その銅像）強そうだろ、俺のように。馬を持ち上げてトレーニングしているんだよ。」ベルの村の広場にあるガストンズ・タバーン（GASTON’S TAVERN）は映画の酒場が再現されていて、中では美味しい軽食が楽しめるガストンのお店です。

エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベルはベルの父モーリスのコテージが再現されています。美女と野獣の登場人物たちと一緒にショーを楽しむことができる参加型のアトラクションで、驚きのディズニーマジックを体験できます。部屋の鏡に魔法がかけられると野獣の城へと続く森のアニメーションが映し出され、城の扉が開くと奥へと続く本物の通路が現れます。夢とも現実ともつかない世界の先には、本が大好きなベルに野獣がプレゼントした世界一素晴らしいといわれる図書室です。まるで映画の世界から飛び出してきたかのような野獣の召使いルミエールが個性豊かな表情でお出迎え。松井さん「憧れのベルにも会え、幻想的な世界にすっかり魅了されました。」

松井さん「日本でもアメリカでも、ディズニーにはすごく夢があって、映画の世界に入り込んだ気持ちになれて、自分が登場人物の一人になれるんだなって思いました。」

 

世界のパークの中でもフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにしかないユニークなアトラクションがあります。実際にご本人が協力しているのだそうです。

 

【Question 3】
アメリカにしかないユニークなアトラクションは？
→ホール・オブ・プレジデンツ（The HALL of PRESIDENTS）

立派な建物です。舞台の緞帳（どんちょう）が上がって歴代アメリカ大統領の精巧な人形たちが姿を現しました。現アメリカ合衆国大統領であるバラク・オバマ大統領の肉声でスピーチを聞くことができます。

ウォルト・ディズニー・イマジニアリング、イマジニア アート・ディレクターのアレックス・カルラザースさん「このアトラクションができた1971年当初から新たに7体増えました。もっとも新しいのは現在のオバマ大統領です。高度なオーディオ・アニマトロニクス※の技術を使って口の動きや瞬き、周りを見渡したりリアルな人間のような動きを再現しました。」（※オーディオ・アニマトロニクスは世界のディズニーパークで使用されるディズニー独自のロボット技術で開発されたフィギュアです）

ホール・オブ・プレジデンツでは、アメリカ合衆国の華やかな歴史が紹介され、歴代43人の大統領が勢揃いしたステージで感動のスピーチを体験できます！

1 2 3 4