アダムスブリッジ Adam’s Bridge インドに繋がる伝説の海の道(スリランカ)

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2013/12/13、世界食糧計画(WFP)はモデルの知花くららさんをWFP初代日本大使に任命した。知花さんは都内で行われた任命式でラスムーソン事務局次長とともに「WFPの活動は(貧困地域の)学校に給食を提供し、子どもが教育を受ける呼び水になっている。たくさんの人に知ってもらいたい。子どもに給食と教育を」と訴求。知花さんは2007年からオフィシャルサポーターを務め、洪水や干ばつに苦しむザンビアなどでの活動を視察してきた経緯を持つ。東日本大震災後には宮城県南三陸町にも足を運んでいる。「(日本が)支援していただく側となる状況になり、あらためて被災地への支援がどれだけ重要かを考えさせられた」と振り返った。

 

国連WFPとは?
世界では、8億500万人、およそ9人に1人が飢餓に苦しんでいます。国連の食糧支援機関である国連WFPは、最も貧しい暮らしを余儀なくされている人を対象に食糧支援を行っています。2013年は、世界75カ国で8,000万人以上に食糧を届けました。さらに、国連WFPは毎年2,000万人以上の子どもたちに学校給食を提供しています。学校で給食が出ることで、親が子どもたちを学校に通わせるきっかけになり、子どもたちの未来がより拓かれます。また、子どもたちは少なくとも一日に一度はお腹を満たすことができ、授業への集中力も高まります。

国連WFPの『緊急支援活動』の内容
迅速な行動が命を救うことにつながるため、国連WFPの緊急対応チームはいつどんな時でも出動できるよう、普段から準備し、支援を必要としている人のもとに届けます。
・現場から最も近い食糧の備蓄を確認し、いち早く届ける最も支援を必要としている人に届くよう、モニタリングを行う
・ときにはゾウやロバなど動物も使い、あらゆる手段で食糧を届ける
・通信や電力インフラを復旧させるために、専門家を派遣する

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支援する『食糧』について
国連WFPが緊急時に届けるのは、必要な栄養がたっぷり入り、カロリーも高く、調理が不要なビスケットなどです。食べる物があるということは、戦争や災害でダメージを受けた心を、一瞬でも癒してくれます。「食べる」ことは「生きる」ことの基本なのです。

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5,000円の寄付で、一人の子どもに対し食糧難の時期に3ヶ月間をしのぐための食糧を提供することができます。
あなたは今後、国連WFPが行う緊急支援に協力したいと思いますか?

World Food Programme
http://ja.wfp.org

寄付金控除
国連WFP協会(認定NPO法人)を窓口とする国連WFPへの寄付金は、 寄付金控除等の税制上の優遇措置を受けられます。領収書は大切に保管してください。2011年6月の税制改正により、認定NPO法人への寄付金控除が改定され個人寄付者のメリットが大幅に増えました。詳しくは、お近くの税務署へお尋ねください。

 

Requiescat in Pace「安らかに眠れ」
アーサリン・カズン国連WFP事務局長声明 後藤健二さんの死を悼んで
ローマ発
このたびシリアでテロリストの犠牲になった後藤健二さんの死を全世界が悼む中、国連WFPの職員たちは、後藤さんが国連WFPの支援現場を取材してくださった時のことを思い出し、追悼の意を強めています。
国連WFPのシリア難民支援活動を広範囲にわたって報道するため、人生最後の数年間において難民キャンプに何度も足を運ばれた後藤さんは、飢餓のない世界を目指す私たちの同志です。

ヨルダンのシリア難民キャンプにて。
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右から後藤健二さん、シリア難民の親子、国連WFPの職員。Copyright:WFP

2012年には、後藤さんはテレビ番組の撮影コーディネーターとしてヨルダンに渡り、国連WFPのシリア難民支援活動について取材してくださいました。番組は広く視聴され、国連WFPの活動について多くの人が知るきっかけとなりました。

後藤さんと仕事をする機会に恵まれた職員は、後藤さんが非常に優れたジャーナリストであり、人々の苦しみに真摯に耳を傾ける正真正銘の人道主義者であったと証言しています。

後藤さんは現場を訪れる際、あらかじめキャンプの子どもたちへのおみやげは何がいいかを聞いて下さいました。限られた時間の中でも、難民の人たちが経験した厳しい現実について話すときは時間をゆっくり取り、彼らの悲しみに寄り添っていました。

悲報に接し、国連WFPの職員はソーシャルメディアを通じて哀悼の意を捧げ、笑顔の後藤さんの写真を公開しました。私たちは後藤さんが、戦時下を生きる人々の姿と国連WFPの支援活動に関心を寄せ、真摯に日本の人々に伝えてくださったことを感謝しています。

#           #           #

WFP 国連世界食糧計画(国連WFP)は、飢餓のない世界を目指して活動する国連の食糧支援機関です。緊急食糧支援のほか、現地の人々とともに栄養改善や強靭な地域づくりに取り組んでいます。毎年、およそ75か国で8000万人に食糧支援を行っています。 
公式ウェブサイト http://www.wfp.org/jp
Twitterアカウント(WFP 国連世界食糧計画 日本事務所) https://twitter.com/wfp_jp

 

後藤さんの講演から(2010年)
「僕たちが取材をして見せたいのは『こんなに危険なんだよ』ということではないんです。そこで、『どんな人たちが、どんな暮らしをして、どんな喜びを持って、どんな悲しみを持っているか』ということを伝えることが、私たちの仕事です。」
(2015/01/31、02/07放送 新・情報7daysニュースキャスター 後藤さんが伝えたかったこと)

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コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    本日は満月です。開運日です。
    お月さんって、すごく力があるんですよ。
    今日、一度ゆっくり見ることをおすすめします。
    力が自然とわくんです。
    これ、何かに書いてあったとか、言い伝えとかでなく実体験なんです。
    後から、なるほど、月を見ながら、全世界で
    色々言い伝えとか、いわれとか、考えたんだなってわかるんですが、
    とにかく、今日の満月、皆さん見てみませんか。
    月には自然の力が湧き出しています。

      • k-co
      • 投稿日 (Posted on):

      7月は満月が2回!
      ブルームーンを楽しめます
      今月は満月が2回起こる珍しい月です♪
      夜空に輝くま~るいお月様を、みんなで楽しもう!

      【1回目】7/2 (木)
      【2回目】7/31 (金)

      ブルームーンとは?
      月の満ち欠けは、平均約29.5日周期で繰り返されます。このため、たまにひと月で2回満月を迎える時があります。
      1回目の満月は「ファーストムーン」と呼ばれ、2回目の満月は「ブルームーン」と言います。
      「ブルームーン」とは言いますが、月が特別に青く見えるわけではありません。でも、綺麗な満月を月に2回も楽しめるのは、やはり特別な事♪
      夜空に輝く、まん丸いお月様を、思う存分に楽しみたいですね!

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    8月15日は終戦記念日です。
    我が家での戦前生まれの家族は母方の祖母1人だけとなりました。
    亡き祖父からは戦時中の話をよく聞いていたので、平和の尊さに感謝しています。
    この先ずっと「世界が平和」でありますように。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    スリランカで低所得層対象の学習塾を新たに 2校舎開校
    “教育のゲーミフィケーション”を具現化!
    クラウド型学習システム「すらら」
    2017年末までに 100教室 生徒数 10,000名を目標に策定

    株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)は、スリランカのBOP層(※1)の子どもたちを対象とした学習塾を新たに2校舎、コロンボ近郊において開校します。
    (※1)「Base of the Pyramid」の略。世界の所得ピラミッドの中で最も収入が低い所得層を指す言葉。約40億人と言われている。

    既存校で子どもたちが学習する様子
    新たに2校舎を開校するに至ったのは、本年5月にコロンボ市内で開校した2校が開校時点で各50名の募集定員を上回る計107名の入塾希望により空席待ちの状態となり、8月末時点で設備を増加し生徒の受け入れ体制を整えたところ、両校合わせて計150名という当初定員の40%を上回る好評を得ていることによります。これは、現地で評価の高い「日本ブランド」を前面に打ち出し、「挨拶」、「手洗い」といった日本流の「しつけ」も重視しつつeラーニングの先進的なイメージ訴求をしたことが理由です。加えて、比較的低学力だった生徒たちが早々に学力を伸ばしていくことを実感したファシリテーター(授業時の生徒たちの世話役)たちが、この教育方式に自信と確信を深め、好感触を得ていることから、運営パートナーである女性銀行が追加開校を決定しました。今回、新校舎開校のため9月13日に保護者説明会を実施したところ、2校合わせて即日220名を超える入塾申込みをいただきました。

    今回のプロジェクトは、独立行政法人国際協力機構(JICA)による民間連携事業協力準備調査 BOPビジネス連携促進の採択を受け、スリランカのBOP層の子どもたちに、教師のレベルに左右されずに効果性の高い算数教育を低価格で提供するeラーニング塾のビジネスモデルの構築を目指し、2014年9月に開始しました。

    女性銀行(※2)とFoundation for Health Promotion(FHP)(※3)を運営パートナーとし、BOP層の女性をeラーニング塾のファシリテーターとすることで、BOP層の女性たちの雇用拡大・自立支援を行うことも目的の一つとしています。既存校においては、すららネット本部の訓練を受けた教務経験の無い女性達が円滑に運用を進めています。また、今回の新規開校に向けて訓練中のファシリテーター候補8名も10代から40代までの女性中心のメンバーとなっており、教務未経験者も含まれていますが意欲的に研修を受講しています。
    (※2)女性銀行:BOP層の女性を対象としたマイクロファイナンス組織。個人塾の独立開業希望者に低利ローンを貸し出すことでBOP層からの脱却をサポートする役割の担い手として期待される。
    (※3)Foundation for Health Promotion(FHP):BOP層を対象に親の健全な生活習慣を根付かせることにより子どもの教育レベルを引き上げるなどの活動を行う組織。

    すららネットでは、これまでの成果を踏まえ、スリランカにおいて2017年末までに100教室、生徒数10,000名を目標として策定しました。「世界中の教育格差の根絶」を理念としており、今後も品質の良い教育を低価格で提供することで、教育格差を解決していきたいと考えています。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    11月18日、英国に本部を置くフリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」が主催する「ロリー・ペック賞」の2015年の授賞式がロンドンで行われ、過激派組織「イスラム国」(IS)に殺害されたフリージャーナリスト 後藤健二さんらが顕彰された。
    同財団は、後藤さんの解放を求める妻の肉声メッセージを公開するなど、救出に尽力したことで知られる。
    20回目を迎えた今年の授賞式には約450人が出席。優れた報道を世に送り出したフリーカメラマンらを表彰した後、後藤さんや2012年にシリアで殺害された山本美香さんら、これまでに取材中に命を落としたカメラマンら120人の名前や写真をスクリーン上で紹介して顕彰した。
    挨拶に立った同財団のティナ・カー代表は、後藤さんについて「勇気のある人だった。紛争地で普通の人々を撮り続けた」と述べ、哀悼の意を表した。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    世界では 7億9500万人、およそ 9人に 1人が飢餓に苦しんでいます。
    国連の食糧支援機関である国連WFPは、最も貧しい暮らしを余儀なくされている人を対象に食糧支援を行っています。
    2014年は、およそ 82カ国で 8,000万人に食糧支援を行いました。
    あなたは国連WFPの活動をご存じでしたか?
    国連WFPは、50年以上にわたり世界中の途上国で学校給食プログラムを行ってきました。2014年には、65の途上国において、およそ1,820万人の子どもたちに給食を提供しました。
    『学校給食プログラム』がもたらす効果とは、成長に必要な栄養を摂ることができる。親が子どもを学校に通わせるきっかけを作っている。空腹が満たされ、集中して学べる。女の子も学校に通うことができる。
    貧困に苦しむ国々では、子どもが学校へ通えるようになることで、将来的に下記のような効果が期待できます。

    ・ 就学率、出席率の向上につながる
    ・ 男女間の教育格差をなくす
    ・ 貧困の連鎖を断ち切る
    ・ 国家の将来を担う人材の育成につながる

    このことをご存じでしたか?

    国連WFPが行なっている『学校給食プログラム』は、子ども 1人につき、およそ 30円で 1日分、5,000円で一年間学校給食を届けることができます。
    あなたは『学校給食プログラム』を支援したいと思いますか?

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