ラジャアンパット(インドネシア) Raja Ampat

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消えゆくネコ科動物を守ろう!
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ご存知ですか? いま、世界では17種ものネコ科の野生動物が絶滅の危機に瀕しています。中でもトラは、過去100年間で97%が減少、すでに3亜種が絶滅してしまいました。原因は生息地の環境破壊、そして薬の原料とされる骨を狙った密猟です。私たち、人間が彼らを追いつめているのです。
一度絶滅した生きものは、二度と戻ってくることはありません。生きものと生きものはつながりを持っています。絶滅はそのつながりを断ち切り、生態系全体に悪影響を及ぼしてしまいます。

WWFは、追いつめられていくネコ科動物の絶滅を防ぎ、その生態系を守るため、活動を続けています。
例えば、インドネシアのスマトラ島にだけ生息するスマトラトラ。彼らは島の生態系の頂点に君臨する、熱帯林の象徴ともいうべき野生動物です。しかし、森の破壊と薬の原料とされる骨を狙った深刻な密猟で減少。1990年代には、わずか10年間の期間で約520頭がその犠牲となってしまいました。その結果、スマトラトラは現在、400頭を残すのみといわれています。
WWFはスマトラトラを守るため、インドネシア政府とパトロールを実施。密猟の監視と罠の撤去を行い、2005年には1つの保護区だけで101個もの罠を撤去しました。また、違法な森林伐採を防ぐため、地域コミュニティと協力し、持続可能な開発を支援するとともに森林を回復させる植林活動を行なっています。

世界の自然と生態系を守り、ネコ科動物の絶滅を防ぐ、そんなWWFの活動に先日、動物写真家の岩合光昭さんもメッセージをお寄せくださいました!
「黄金色に輝くトラが森の奥から光の中へ
飛び出したときの躍動に息をのんだことがあります。

森の生きものたちの繋がりは
トラがいる緊張感が作り出しています。

今、世界のネコ科が激減しています。
ぼくと一緒にヒトが出来ることを考えてみませんか。
WWFを応援しています。」

私たちの活動はすべて皆さまのご支援に支えられています。
ぜひ、あなたの力を貸してください。

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コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    地球最大のネコ科動物、トラ。
    骨や毛皮を狙った密猟や生息地である森林の破壊にさらされ、彼らは今、絶滅寸前です。
    この100年で 97 % が減少、野生では約3,200頭を残すのみ。
    トラたちに残された時間はあとわずか・・・
    でも、今ならまだ絶滅は防げます。

    「消えゆくトラを守るために、あなたの力を貸してください」
    このメッセージをより多くの人に知っていただくため、1分半の短い動画を作りました。(https://youtu.be/yBqVCWHEY2I)
    ぜひご覧いただき、ご家族やご友人に広めていただければ幸いです。

    「消えゆくネコ科動物を守ろう!」キャンペーンはいよいよ2015年5月末まで。
    アムールヒョウ・スマトラトラ・ウンピョウのクリアファイル3枚セットをもれなく差し上げています!

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    英語で「悪魔の舌」(devil’s tongue)と表現される食品は何でしょう?
    正解は「こんにゃく」です。
    「悪魔の舌」といってもプルプルした食感に由来するのではなく、花びらから巨大な舌が出ているような姿をしているコンニャクの「花」からこの名前がついています。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    「インドネシアの森」に生息する マレーバク に関連する問題
    マレーバクといえば、体のまえ半分は黒、うしろ半分は白、という大胆な色分けが印象的です。
    でも実は、うっかり見落としてしまいそうな、白いポイントがちょこっと入っている部分もあるのです。
    さて、その部分とはどこでしょう?

    鼻の先
    耳の先
    しっぽの先

    正解は、耳の先 です。

    日本では、悪い夢を食べてくれる動物といわれる「バク」。そのルーツは、中国の伝説上の生き物、漠 (ばく)です。獏は鉄や銅を食べていきる動物で、その毛皮を敷いて寝れば病気にならず、姿を描けば邪気を払える、伝えられています。その伝説の獏が、いつの間にか、マレー半島やインドネシアのスマトラ島に棲む動物と結び付き、その動物の名前としても使われるようになりました。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    インドネシアの森に暮らす生きものたち。

    皆さまが
    「この野生動物について もっと知りたい!」と思われる
    人気投票にご協力いただきました。

    マレーグマ、ベンガルヤマネコ、 ニシメガネザル、フクロテナガザル、 スローロリスの中から選ばれたのは ベンガルヤマネコ。
    ぶっちぎりのナンバーワンでした!

    そして本日は 2番目に得票数の多かった マレーグマについてご紹介します。

    2015年5月、名古屋市にある東山動植物公園で 5メートルもの高さの壁を乗り越えて マレーグマが脱走寸前!という ニュースがありました。

    脱出を試みたり、 頭を抱えるしぐさが話題になったり、
    日本の動物園でも注目を集めているマレーグマ。

    その生まれ故郷は、東南アジアの熱帯林です。

    WWFジャパンが現在、
    森林保全キャンペーンを行なっている
    インドネシアのスマトラ島やボルネオ島も
    マレーグマのふるさとのひとつ。

    では、インドネシアでは
    マレーグマはなんと呼ばれているでしょう?

    他のクマと比べて際だっている マレーグマの特徴とは?

    今、地球上には何種類のクマがいるか、ご存知ですか?
    ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、・・・正解は、7種類です。
    その内、もっとも小柄なのが、スマトラ島やボルネオ島を含む東南アジアに暮らす、マレーグマです。
    一年を通して気温の高い熱帯の森の住人らしく、体毛が短くて、クマにしてはもふもふ感がなく、つるんとしたイメージです。
    さらに、特徴的なのが長い舌。なんと、口先から伸ばせる長さは25cmにも。この長い舌を上手に使って、ハチミツやシロアリを好んで食べることから、インドネシアでは「ハチミツグマ」という名前で呼ばれているそうです。
    一方、英語では「sun bear」つまり“太陽のクマ” 胸にある黄色みがかった模様が、朝焼けや夕日を思わせるところが、その由来らしいです。
    日本のクマも、同じような模様を持っていますが、こちらは「ツキノワグマ(月の輪熊)」。太陽のクマと月のクマ、偶然なのか、どちらがどちらを意識したのか分かりませんが、物語の一つでも書いてみたくなるエピソードですね。

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    2015年12月19日、インドネシア中部 スラウェシ島の沖合で、乗客・乗員約 120人を乗せたフェリーが沈没した。AP通信によると、救難当局は 20日午後までに 39人を救助し、3人の遺体を収容した。悪天候で捜索が難航しており、70人以上が行方不明になっている。この客船は 19日午前にスラウェシ島中南部のコラカ港を出航。ボニ湾を挟んで西へ 百数十km 離れた シワ港へ向かったが、同日の夕方に シワ沖で救助を求めた後、交信が途絶えたという。救難当局によると、生存者らは悪天候による高波で船が沈没したと証言しているという。

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