マラウイ湖国立公園

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2012年9月2日放送「THE 世界遺産」は、途中から見ました。

 

アフリカで3番目に大きな湖「マラウイ湖」はとにかく巨大な湖です。
(最大水深は706m。面積はほぼ2万9500平方キロメートルで、日本の九州の面積の約80パーセントにあたるらしく、それだけでもとにかくスケールが大きいです。)

 


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マラウイ湖にはシクリッドという魚が800種以上も生息しているそうです。
シクリッドは、メスが子供を「口内保育」(口の中で育てる)を行って外敵から守っているとのこと。
(約800種のすべてが仔魚を口中にいれて子育てするのだという。)

 

注目だったのは、「カンパンゴ」でした。
カンパンゴは体長1メートルくらいのナマズで、夫婦で子育てをする珍しいナマズなのでした。

 

さらにカンパンゴの上を行く「サプア」というナマズも紹介されました。
サプアは、托卵をするナマズです。つまり自分は子育てせずにいつの間にか子供をすり替え、カンパンゴに世話をさせます。

 

サプアの番いは、カンパンゴの番いを見つけると、その近くでじっと様子をうかがっていて、カンパンゴのメスが産卵すると、サプアのメスは素早く同じ場所に産卵した後、直ちに立ち去ってしまいます。
そうして数日後、一足早く孵化したサプアの仔魚たちが、まだ孵化していないカンパンゴ(仮の親)の卵を食べてしまいます。
サプアは栄養満点のカンパンゴの卵を食べた上で、カンパンゴ(仮の親)に守られて成長していくというわけでした。
カンパンゴがどこまでもお人好しに思えてしまいました。

 

 

アクセス:マラウイ共和国

マラウイ湖国立公園
Lake Malawi National Park

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コメント

    • k-co
    • 投稿日 (Posted on):

    お正月の食材としてもおなじみの “カズノコ” は、何という魚の卵でしょう?
    正解は「ニシン」です。
    もともとニシンのことを「かど」と呼び、この「かどの子」が「かずの子」になったといわれています。子孫繁栄の縁起物として正月料理として人気があります。

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